サブフォーム(可変タイプのデータの出力エリア)を作成する
帳票の中には、売り上げ台帳の明細、小計、合計などのように、必要に応じて行を挿入したり、印字位置が異なったりする可変タイプの帳票があります。このような帳票を作成するために、行によって異なる内容が出力できる領域として「サブフォーム」を作成し、通常のフォームと区別します。さらに、サブフォームの中にデータの出力エリアである「レコード」を作成する必要があります。
図 1. 可変タイプの帳票例

図 2. サブフォームとレコードの例

注意
サブフォームは1つのフォーム内に複数個作成できますが、リンクしていないサブフォームを複数制御することはできません。レコードを作成できるサブフォームは、1つのXML様式ファイル内に1つのみです。
サブフォーム直下の階層には、以下のアイテムは作成できません。
フィールド、イメージ、バーコード、2次元バーコード
属性式を設定したアイテム
必要に応じて、印字レコードがサブフォームの領域を超えた場合の出力先となるリンクサブフォームを作成します。

注意
繰り返しとサブフォーム、レコードを1つの様式には配置できません。
手順
[アイテム]-[サブフォームの作成]を選択、またはツールバーの
をクリックし、フォーム上の任意の位置にマウスカーソルを置きます。
マウスカーソルの表示が
に変わります。
フォームウィンドウ上で矩形を描くようにマウスをドラッグします。
サブフォームが配置されます。
配置したサブフォームを選択します。
[プロパティエディター]に、選択しているサブフォームのプロパティが表示されます。
プロパティの各種項目を設定します。
操作後に必要な作業
レコードを作成する
必要に応じて、サブフォームにアイテムを配置する