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下絵から文字と罫線を読み込む

モノクロBMP、8/16/24ビット色カラーBMP、JPEG、GIF、PNG、TIFF(非圧縮、G3圧縮、G4圧縮)形式の画像ファイルを400dpiで読み込んだときは、下絵から罫線や文字を抽出して、アイテムとして配置できます。下絵から抽出した罫線は、矩形ではなく直線として作成されます。直線の四辺を合成して1つの矩形に変換することもできます。

なお、TIFF(非圧縮、G3圧縮、G4圧縮以外)は下絵にはできますが、罫線、文字抽出はできません。

sxd10_i067.png

事前条件

  • 画像ファイルを下絵として読み込んでいること

手順

帳票イメージから罫線を自動作成する

  1. アイテム]-[帳票イメージから罫線を読み込む]を選択するか、またはツールバーでsxd10_icon_kei-imp.pngをクリックします。

    マウスカーソルの形状がsxd10_icon_kei-cur.pngに変わります。

  2. フォームウィンドウで、帳票イメージの読み込みたい範囲を、マウスドラッグで矩形を描くように囲みます。

    囲んだ範囲内の罫線が抽出されます。罫線は矩形としてではなく、直線として作成されます。

    制限

    • 斜め線は認識できません。

    • 左上の角が丸い表は認識できない場合があります。

    • パステル系の明るい色(黄色、黄緑色、水色など)の罫線は、認識されない場合があります。

    • 罫線の色は区別されず、黒色として認識されます。

    • 帳票イメージ上に画像やバーコードがあると、矩形が作成される場合があります。

    • 伸縮や回転したイメージは認識できません。

直線で作成された罫線を1つの矩形に変換する

  1. Shiftキーを押しながら、矩形の各辺となる4つの直線を選択します。

    制限

    矩形に変換する場合は、四辺すべての直線が垂直、または水平である必要があります。斜線が1つでも含まれていると変換できません。

  2. 編集]-[罫線を矩形に変換]を選択するか、またはツールバーでsxd10_icon_kei-box.pngをクリックします。

    矩形の設定]ダイアログが表示されます。

    sxd10_p142.png
  3. 矩形のプロパティの各項目を設定します。

  4. OK]ボタンをクリックします。

    選択した直線が矩形に変換されます。

帳票イメージから固定文字を自動作成する

  1. アイテム]-[帳票イメージから文字を読み込む]を選択するか、またはツールバーでsxd10_icon_ocr.pngをクリックします。

    マウスカーソルの形状がsxd10_icon_ocr-cur.pngに変わります。

  2. フォームウィンドウで、帳票イメージの読み込みたい範囲を、マウスドラッグで矩形を描くように囲みます。

    囲んだ範囲内の文字が抽出され、固定文字が作成されます。

    制限

    • パステル系の明るい色(黄色、黄緑色、水色など)の文字は、認識されない場合があります。

    • OCR抽出では、基本的に全角半角は区別して取り込まれますが、帳票イメージの状態により、正しく区別されない場合があります。

    • 伸縮や回転したイメージは認識できません。

    参考

    • 設定]-[動作設定]-[範囲/OCR 設定]で「読み込みモード」、「文字の調整」、「固定文字、直線の設定」の設定を変更できます。

    • 編集]-[アイテム変換]から、個別の固定文字として読み込まれた固定文字を結合できます。詳細は「固定文字を結合する場合」を参照してください。

関連項目