5-1-4 エラーログ削除コマンド
Universal Connect/Xではコマンドからエラーログを削除できます。
削除の方法
削除の方法には次の2種類があります。
すべて削除
エラーログをすべて削除します。データファイルも削除するように指定することもできます。
有効日数による削除
有効日数を指定して、それに該当するエラーログをすべて削除します。
詳細は「5-1-5 有効日数による削除コマンドの詳細仕様」を参照してください。
コマンド
エラーログを削除するコマンドは次のとおりです。
コマンド | jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXErrorLogDeleteCommand |
---|
オプション
コマンドからエラーログを削除する際のオプションは次のとおりです。
-a | 有効日数の日数を指定します。すべて削除を指定する場合は無効です。 デフォルト値: 0 |
---|---|
-d | すべて削除を指定します。指定しない場合は自動的に有効日数による削除をします。有効日数による削除を指定している場合に-dを指定しても無効です。 デフォルト値: すべて削除しない |
-e | データファイルも削除する場合に指定します。すべて削除を指定する場合のみ有効です。 デフォルト値: データファイルを削除しない |
-p | ポート番号を指定します。 デフォルト値: 44080 |
すべて省略した場合は、次の設定で実行されるため、削除は行われません。
有効日数: 0日
ポート番号: 44080
使用例
コマンドを使用してエラーログを削除する場合の例は次のとおりです。
すべて削除
エラーログとデータファイルをすべて削除します。
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXErrorLogDeleteCommand -d -e
エラーログをすべて削除します。
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXErrorLogDeleteCommand -d
有効日数による削除
有効日数を2日と設定して削除します。該当するすべてのエラーログが削除されます。
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXErrorLogDeleteCommand -a2
実行結果
エラーログを削除すると、次のような結果が表示されます。
jobname : errorlogdeletecommand result : true(or false) time : Thu Dec 12 14:28:25 JST 2002
「result」が「true」の場合は成功、「false」の場合は失敗です。