5-1-5 有効日数による削除コマンドの詳細仕様
保存データファイルおよびエラーログ削除のコマンドのうち、「有効日数による削除」に関して説明します。
コマンドで削除する場合は時刻指定および件数指定ができないため、[動作設定]-[運用設定]での設定が採用されます。指定がない場合は、次のデフォルト値が設定されます。
時刻指定(24時間制): 0時0分0秒
件数を制限する(0から設定可。0の場合は制限しない): 0件(制限しない)
「有効日数による削除」を指定した場合、各ログの作成時刻から有効日数+1日後の設定時刻に削除が行われます。
件数の設定が1以上の場合は、有効日数指定で削除対象からはずれたログのうち、設定件数分の最新ログ以外が削除されます。
件数設定が0の場合は、件数設定による削除は行われません。
例
次の設定で、6/29と6/30にそれぞれ10個ずつログが作成されたとします。
有効日数による自動削除する: 1日(0から設定可)
時刻指定: 0時0分0秒
件数を制限する: 5件
この場合は、次の設定として処理されるため、削除時に6/29に作成されたログがすべて削除されます。
有効日数(1日+1日後): 7/1
時刻指定: 0時0分0秒
削除タイミング: 7/1の0時0分0秒
さらに件数が5件と指定されているため、6/30のログが古いほうから5件削除されます。
したがって、最終的には6/30の最新ログ5件が残ります。
注意
Universal Connect/Xサーバーの起動中に時刻指定の時間をまたぐ必要があるため、時刻指定時間にUniversal Connect/Xサーバーが起動していない場合には、次の時刻指定の時間が経過したタイミングで削除が行われます。