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5-1-2 schema.iniに関するコマンド

schema.iniファイルに関するコマンドについて説明します。次の4つのコマンドを使用することで、schema.iniファイルの内容をインポート/エクスポートしたり、追加や上書きしたりできます。使用するCSVファイルの書式については「5-1-2-1 CSVファイルの形式」の項を参照してください。

なお、schema.iniのエンコードはUTF-8です。

エクスポート

機能

schema.iniのファイル定義の内容をCSVファイルにエクスポートします。

書式

コマンド {オプション} schema.iniディレクトリ名 CSVファイル名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXExportSchemaIniCommand

パラメーター

  • -d schema.iniディレクトリ

    エクスポート元のschema.iniの存在するディレクトリを指定します。

  • -c CSVファイル

    エクスポート先のCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -f ファイル定義

    エクスポートするファイル定義を指定します。ワイルドカード「*」の指定が可能です。「-fdata*.csv」の場合は、dataで始まるCSVファイルの定義が対象になります。

    -fオプションを指定しない場合は、すべてのファイル定義がエクスポートの対象です。

1. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXExportSchemaIniCommand -p44080 -fdata*.csv -dc:\SVFJP\UniConX\data\ -cc:\SVFJP\UniConX\exportschema.csv


インポート

機能

指定したCSVファイルをschema.iniにファイル定義としてインポートします。

書式

コマンド {オプション} CSVファイル名 schema.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXImportSchemaIniCommand

パラメーター

  • -c CSVファイル

    インポート元のCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

  • -d schema.iniディレクトリ

    インポート先のschema.iniの存在するディレクトリを指定します。

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

2. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXImportSchemaIniCommand -p44080 -cc:\SVFJP\UniConX\exportschema.csv -dc:\SVFJP\UniConX\data\


注意

すでにschema.ini内にあるファイル定義はインポートされません。

更新

機能

schema.ini内のファイル定義の内容を更新します。

書式

コマンド {オプション} CSVファイル名 schema.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXUpdateSchemaIniCommand

パラメーター

  • -c CSVファイル

    更新の記述がされたCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

  • -d schema.iniディレクトリ

    更新するschema.iniの存在するディレクトリを指定します。

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

3. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXUpdateSchemaIniCommand -p44080 -cc:\SVFJP\UniConX\exportschema.csv -dc:\SVFJP\UniConX\data\


注意

schema.ini内に存在しないファイル定義は更新されません。

削除

機能

schema.iniから、指定したファイル定義を削除します。

書式

コマンド {オプション} schema.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXDeleteSchemaIniCommand

パラメーター

  • -d schema.iniディレクトリ

    削除するschema.iniが格納されているディレクトリを指定します。

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -f ファイル定義

    削除するファイル定義を指定します。ワイルドカード「*」の指定が可能です。「-fdata*.csv」の場合は、dataで始まるCSVファイルの定義が対象になります。

    -fオプションを指定しない場合は、すべてのファイル定義が削除の対象です。

4. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXDeleteSchemaIniCommand -p44080 -fdata*.csv -dc:\SVFJP\UniConX\data\