5-1-1-1 CSVファイルの形式
コマンドで使用するCSVファイルは、エクスポートしたファイルを次のように加工することで簡単に作成できます。
export処理で生成されるファイルはデータ行のみで、ヘッダー行はありません。
Job ID,データファイル名,実行様式名,出力先,置換マスターファイル名,ファイル定義,出力モード,文書分割,出力ファイル名,スプールモード,PDF オプション-PDF オプションを有効にする,PDF オプション-文書を開くパスワードの選択,PDF オプション-文書を開くパスワード,PDF オプション-権限パスワードの選択,PDF オプション-権限パスワード,PDF オプション-権限の設定,CSV データフォーマット,データファイルエンコーディング,メール送信-メール送信する,メール送信-デフォルトの添付設定に従う,メール送信-ファイルを添付する,メール送信-送信後ファイルを削除する,メール送信-To,メール送信-Cc,メール送信-Bcc,メール送信-From,メール送信-Reply-To,メール送信-件名,メール送信-本文,メール送信-エンコーディング,実行様式ファイル検索パス-モード,実行様式ファイル検索パス,CSV 複数コマンド処理モード,文書名,ユーザー名,コンピューター名,自動印刷先,文書カラム,外部プログラム起動-いつ起動するかの選択,正常時のみ実行するプログラム指定,異常時のみ実行するプログラム指定,正常、異常時いつでも実行するプログラム指定,PDF オプション-暗号化レベル,PDF オプション-128bit 暗号化時テキストアクセスを有効にする,PDF オプション-128bit 暗号化時内容のコピーを有効にする,PDF オプション-128bit 暗号化時変更を許可の設定,PDF オプション-128bit 暗号化時印刷を許可の設定,PDF オプション-128bit 暗号化時に必要な計算値の設定,FF モード,メール送信-Content-Transfer-Encoding,対象,SVF ロケール,SVF エンコーディング,上書きモード,SVF Cloud接続設定
行の順番は、画面に表示したいJobの順番で定義するようにしてください。Job単位の定義は1行で行います。
設定項目の順番には意味がありますので、項目を入れかえることはできません。
各項目に対して、任意の設定をしない場合でも「"%non%"」(ダブルクォテーション付)を入力してください。すべての項目に対して値を入力する必要があります。
Job IDは必須項目です。「"%non%"」を設定するとインポートできません。
各項目は「"abc"」のように「"」でくくってください。項目内の「"」や「'」は、CSVデータファイルが認識される方法と同様の使い方をしてください。
「Unicon.ini」のCSV設定値一覧表
項目名 | 設定値 ()があるものは、()内の値を指定 | |
---|---|---|
1 | Job ID | ジョブID |
2 | データファイル名 | データファイル名 |
3 | 実行様式名 | XML様式ファイル名 |
4 | 出力先 | 出力先プリンター名 |
5 | 置換マスターファイル名 | 置換マスターファイル名 |
6 | ファイル定義 | ファイル書式定義名 |
7 | 出力モード | ソートしない(4) ソートする(5) フィールド名を参照(フィールド名) |
8 | 文書分割 | しない(0) する(1) |
9 | 出力ファイル名 | 出力ファイル名 |
10 | スプールモード | 印刷する(print) ファイル出力する(file) ファイルを圧縮して出力する(compression) 環境設定に従う(svfsetting) |
11 | PDF オプション-PDF オプションを有効にする | 無効にする(0) 有効にする(1) |
12 | PDF オプション-文書を開くパスワードの選択 | 使用しない(0) 使用する(1) パスワードをフィールド参照する(2) |
13 | PDF オプション-文書を開くパスワード | パスワード 平文でエクスポートされます。インポートするCSVファイルの場合は、平文で指定してください。 |
14 | PDF オプション-権限パスワードの選択 | 使用しない(0) 使用する(1) パスワードをフィールド参照する(2) |
15 | PDF オプション-権限パスワード | パスワード 平文でエクスポートされます。インポートするCSVファイルの場合は、平文で指定してください。 |
16 | PDF オプション-権限の設定 | 権限値 次のURLからSVF環境設定を起動し、オプションのPDF暗号化計算機で適用したい権限値を確認してください。[現在のパーミッション値:](-n)を記述する http://localhost:44090/ |
17 | CSV データフォーマット | その他(other) UTF-8(UTF-8) |
18 | データファイルエンコーディング | データファイルエンコーディング |
19 | メール送信-メール送信する | メール送信しない(0) メール送信する(1) |
20 | メール送信-デフォルトの添付設定に従う | 従う(TRUE) 従わない(FALSE) |
21 | メール送信-ファイルを添付する | する(TRUE) しない(FALSE) |
22 | メール送信-送信後ファイルを削除する | する(TRUE) しない(FALSE) |
23 | メール送信-To | 宛先メールアドレス |
24 | メール送信-Cc | Ccメールアドレス |
25 | メール送信-Bcc | Bccメールアドレス |
26 | メール送信-From | Fromメールアドレス |
27 | メール送信-Reply-To | 返信先メールアドレス |
28 | メール送信-件名 | メール件名 |
29 | メール送信-本文 | メール本文 メール本文中の改行文字は、エクスポートの際タブ文字に変換されます。インポートするCSVファイルのメール本文に改行が必要な場合、タブ文字を使用してください。インポート時に改行文字に変換されます。 |
30 | メール送信-エンコーディング | メール送信エンコーディング |
31 | 実行様式ファイル検索パス-モード | SVF環境設定に従う(0) 使用しない(1) 使用する(2) |
32 | 実行様式ファイル検索パス | 検索パス |
33 | CSV 複数コマンド処理モード | ON(TRUE) OFF(FALSE) |
34 | 文書名 | 文書名 |
35 | ユーザー名 | ユーザー名 |
36 | コンピューター名 | コンピューター名 |
37 | 自動印刷先 | 自動印刷先プリンター名 |
38 | 文書カラム | 項目名と値 文書カラムが複数ある場合は"||"で区切り、項目名と値は"$sep"で区切る
KOUMOKU1$sepATAI1||KOUMOKU2$sepATAI2 |
39 | 外部プログラム起動-いつ起動するかの選択 | 起動しない(1) 起動する(2) 正常時/異常時 起動する(3) |
40 | 正常時のみ実行するプログラム指定 | 正常時のみ実行するプログラム |
41 | 異常時のみ実行するプログラム指定 | 異常時のみ実行するプログラム |
42 | 正常、異常時いつでも実行するプログラム指定 | 正常、異常時いつでも実行するプログラム |
43 | PDF オプション-暗号化レベル | 40bit RC4(Acrobat 3.x,4.x)(1) 128bit RC4(Acrobat 5 or later)(2) |
44 | PDF オプション-128bit 暗号化時テキストアクセスを有効にする | する(1) しない(0) |
45 | PDF オプション-128bit 暗号化時内容のコピーを有効にする | する(1) しない(0) |
46 | PDF オプション-128bit 暗号化時変更を許可の設定 | 許可しない(0) ページの挿入、削除、回転(1) フォームフィールドの入力と署名(2) 注釈作成、フォームフィールドの入力と署名(3) ページ抽出を除く全ての操作(4) |
47 | PDF オプション-128bit 暗号化時印刷を許可の設定 | 許可しない(0) 低解像度(150dpi)(1) 全て許可(2) |
48 | PDF オプション-128bit 暗号化時に必要な計算値の設定 | 権限値 次のURLからSVF環境設定を起動し、オプションのPDF暗号化計算機で適用したい権限値を確認してください。[現在のパーミッション値:](-n)を記述する http://localhost:44090/ |
49 | FF モード | [FF モード]の設定値は、[運用設定]-[FF モードを使用する]のチェックを付けた場合に有効になる値です。 ON(TRUE) FFモードを使用します。CSVデータファイルの改ページコードの位置により、行送りしてから改ページ処理します。 OFF(FALSE) FFモードを使用しません(初期値)。 |
50 | メール送信-Content-Transfer-Encoding | メール本文のContent-Transfer-Encoding |
51 | 対象 | [対象]の設定値は、[運用設定]-[ファイル監視と即時実行するジョブの指定を行う]のチェックを付けた場合に有効になる値です。 ON(TRUE) ジョブをファイル監視と即時実行の対象とします。[運用設定]-[タイマー監視する]にチェックを付けない場合は、即時実行のみ対象です。 OFF(FALSE) ジョブをファイル監視と即時実行の対象から外します。 |
52 | SVF ロケール | SVF ロケール |
53 | SVF エンコーディング | SVF エンコーディング |
54 | 上書きモード (Service Pack 4で対応) | [出力設定]-[出力ファイルの上書きを行う]の設定に従う(0) 上書きする(1) 上書きしない(2) |
55 | SVF Cloud接続設定 (Service Pack 6で対応) | SVF Cloud接続設定の接続設定ID インポート時は指定を省略できます。 |