テキストフレームのプロパティ([基本設定]タブ)
プロパティは[プロパティエディター]で設定します。テキストフレームのプロパティは[基本設定]、[綴り設定]に分類され、タブごとにまとめられています。
ここでは、テキストフレームのプロパティのうち、[基本設定]タブについて説明します。
[基本設定]タブの設定項目
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | テキストフレーム名を入力します。指定していない場合は、アイテム名(TextFrame)に加えて、作成した通し番号が付加された名称が自動的に指定されます。英数、カナ、漢字と下線記号(_)が使えます。名前の先頭文字に数字は使用できません。入力できる名前の長さは[動作設定]での設定により異なります。 |
始点X(dot) | テキストフレームの左上隅のX座標を指定します。 |
始点Y(dot) | テキストフレームの左上隅のY座標を指定します。 |
終点X(dot) | テキストフレームの右下隅のX座標を指定します。 |
終点Y(dot) | テキストフレームの右下隅のY座標を指定します。 |
文字列 | フレーム内に表示させる文字列を入力します。設定欄右の[...]ボタンをクリックして表示される[文字列編集]ダイアログで設定します。[文字列編集]ダイアログでは、文字列に対して文字装飾を設定することや、段落の書式体裁を設定できます。 |
全角フォント | 全角文字を印字する際に使用する書体を選択します。 選択した書体が[文字列編集]ダイアログの[全角フォント]のデフォルト値になります。 |
半角フォント | 半角文字を印字する際に使用する書体を選択します。 選択した書体が[文字列編集]ダイアログの[半角フォント]のデフォルト値になります。 |
文字サイズ | 印字する文字サイズをポイントで設定します。1~96ポイントの範囲内で指定できます。 設定した文字サイズが[文字列編集]ダイアログの[文字サイズ]のデフォルト値になります。 |
ボールド | チェックをオンにすると、出力される文字が太字になります。 設定した内容が[文字列編集]ダイアログの[ボールド]のデフォルト値になります。 |
イタリック | チェックをオンにすると、出力される文字が斜体になります。 設定した内容が[文字列編集]ダイアログの[イタリック]のデフォルト値になります。 |
文字色 | テキストの色を指定します。 指定した色が[文字列編集]ダイアログの[文字色]のデフォルト値になります。 |
文字背景色 | テキストの背景色を指定します。指定した背景色が[文字列編集]ダイアログの[文字背景色]のデフォルト値になります。 [文字背景色透過]にチェックをオンにした場合は、選択できません。 |
文字背景色透過 | 他のアイテムが文字の下に重なるときに、テキストの背景色を透過させるかどうかを指定します。 注意[文字背景色]で色を指定後に[文字背景色透過]にチェックをオンにすると、文字背景色が「パレットカラーの1番目の色」になります。 |
広域調整 | テキストフレームに収まらない文字列が入力された場合に、すべての文字列が出力されるように、文字のサイズを自動的に縮小するかを指定します。 広域調整のチェックをオンにすると、[最小文字サイズ]の指定値を文字サイズの下限として、[調整量]で指定した間隔で、枠内に文字が収まるように自動的に文字サイズを縮小します。 たとえば、[最小文字サイズ]を「10」、[調整量]を「0.1」とした場合、テキストフレーム内の文字サイズを現在のサイズから10ポイントまでの間で、0.1ポイント単位で自動縮小して枠内に収まるように調整します。 広域調整が無効の時の例(左)と広域調整が有効の時の例(右) ![]() |
最小文字サイズ | 広域調整が有効時に、自動で縮小される文字の最小サイズをポイントで指定します。1~96ポイントの範囲内で指定でき、初期値は「1」です。広域調整のチェックをオンにした場合に指定できます。 |
調整量 | 広域調整が有効時に、どのくらいの単位で文字を縮小するかをポイントで指定します。0.1~95ポイントの範囲内で指定でき、初期値は「0.5」です。広域調整のチェックをオンにした場合に指定できます。 |
余白(上)(dot) 余白(下)(dot) 余白(左)(dot) 余白(右)(dot) | テキストフレームの上下左右の余白領域を0~10000ドットの範囲内で指定します。 |
線の色1 | テキストフレームの枠線の色を選択します。 |
外線の有無 | テキストフレームの枠線の有無を指定します。 チェックをオンにする場合は、枠線を表示します。 |
線種 | 罫線の種類を選択します。 制限
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線幅 | 線幅を選択します。 [自由(dot)]を選択した場合は、次の[線幅(dot)]で線幅を自由に設定します。 |
線幅(dot) | [線幅]で[自由(dot)]を選択した場合は、線幅をドット単位で設定します。 制限ウィンドウの表示が「400%」以外の場合は、線幅が正確に表現されないことがあります。 |
枠の種類 | 枠の種類を[四角]、または[四辺]から選択します。[四角]の場合は枠線すべてについて統一の設定です。[四辺]の場合は上下左右の各罫線について、個別に表示/非表示設定、線幅、線種を設定できます。 |
コーナー区分 | 矩形の角の形を指定します。
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コーナー選択(左上) コーナー選択(左下) コーナー選択(右上) コーナー選択(右下) | 形を変える角の位置を選択します。 チェックをオンにした場合は、[コーナー区分]で選択した形状に表示されます。チェックをオフにした場合は、直角で表示されます。 |
コーナーの半径(dot) | [コーナー区分]で「カット」、「丸」、「逆丸」を選択したときに、コーナーの半径を指定します。 |
線色のパターン | 枠線の塗りのパターンを指定します。 |
タイルパターン | [線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイルのパターンを指定します。 |
タイル線の幅(dot) | [線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の幅を指定します。 |
タイル線の間隔(dot) | [線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の間隔を指定します。 |
グラデーション | [線色のパターン]で「グラデーション2」を選択した場合に、グラデーション開始点から終了点の方向を指定します。 終了色、および区分の設定によってグラデーションが変化します。 ![]() |
線の色2 | [線色のパターン]で「パターン網掛け」を選択した場合に、タイル線の色を指定します。 [線色のパターン]で「グラデーション2」を選択した場合は、グラデーションの終了色を指定します。 |