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2次元バーコードのプロパティ([基本設定]タブ)

プロパティは[プロパティエディター]で設定します。2次元バーコードのプロパティは[基本設定]、[綴り設定]に分類され、タブごとにまとめられています。

ここでは、2次元バーコードのプロパティのうち、[基本設定]タブについて説明します。プロパティの設定内容は2次元バーコードの種類によって異なります。該当する項目を参照してください。

[基本設定]タブの設定項目

プロパティ

説明

名前

2次元バーコード名を入力します。指定していない場合には自動的に「QRCode1」から連番で指定されます。英数、カナ、漢字と下線記号(_)が使えます。名前の先頭文字に数字は使用しないでください。入力できる名前の長さは[動作設定]での設定により異なります。

2次元バーコード種類

2次元バーコードの種類を「QRコード」、「Maxiコード」、「PDF417」、「DataMatrix」から指定します。

DataMatrix」はバージョン「ECC200」の正方形のみに対応しています。

QRコード」   「Maxiコード」  「PDF417」  「DataMatrix

sxd10_i419.png

連結先の2次元バーコード名

複数の2次元バーコードを連結する場合に、連結先の2次元バーコード名を指定します。1つの2次元バーコードに収まらなかったデータを、連結先の2次元バーコードに出力できます。

違う種類の2次元バーコード名は選択できません。

2次元バーコード種類]が「QRコード」で[モデル番号]が「マイクロQR」の場合は、表示されません。

参考

  • 連結先の2次元バーコードの[名前]が変更された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に変更されます。

  • 連結先の2次元バーコードが削除された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に削除されます。

  • 連結先の2次元バーコードの[2次元バーコード種類]が変更された場合は、連動して[連結先の2次元バーコード名]も自動的に削除されます。

  • 連結元の2次元バーコードの[2次元バーコード種類]を[マイクロQR]に変更した場合は、[連結先の2次元バーコード名]は削除されます。

注意

  • 連結先の2次元バーコードは、位置とサイズ以外の属性は有効になりません。

  • 連結している2次元バーコード内にデータが収まらなかった場合は、連結しているすべての2次元バーコードが出力されません。

  • 異なる階層の2次元バーコードは、連結できません。

  • 2次元バーコード種類]が「DataMatrix」で[型番]が「10」の場合は、連結できません。

X(dot)

2次元バーコードの左上隅のX座標を指定します。

Y(dot)

2次元バーコードの左上隅のY座標を指定します。

幅(dot)

横の長さをドット単位で指定します。Maxiコードのみ、幅の設定範囲は、仕様により最小=26.48mm、最大=29.79mmです。

高さ(PDF417の場合のみ)

高さをドット単位で指定します。

エラーレベル

エラーレベルを指定します。

エラーレベルを指定すると、一部のデータキャラクターが汚損しても、読み取り時に情報を修復できます。

2次元バーコードの種類が「DataMatrix」の場合は、表示されません。

QRコード」の場合は、「7%」、「15%」、「25%」、「30%」から指定します。ただし、[モデル番号]で「マイクロQR」を選択すると、「30%」は指定できません。

Maxiコード」の場合は、「25%」(標準エラー)、「50%」(拡張エラー)から指定します。

PDF417」の場合は、0から8の間で指定します。設定値が高くなるほど、訂正するコードワード数が増えます。

セルサイズの補正

セルのサイズを補正します。

-11~11で指定します。

回転

回転角度を指定します。

モデル番号(QRコードの場合のみ)

モデル番号を指定します。

  • モデル1

    オリジナル仕様モデルです。

  • モデル2

    位置補正機能を高め、大容量データにも対応した機能拡張仕様モデルです。

  • マイクロQR

    大量のデータを必要とせず印字面積を小さく抑えることができるモデルです。

型番

QRコード、およびDataMatrixの型番を指定します。

それぞれの種類で設定できる値の範囲は次のとおりです。

  • モデル1

    0~14

  • モデル2

    0~40

  • マイクロQR

    0~4

  • DataMatrix

    ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

    「0」、「10」、「12」、「14」、「16」、「18」、「20」、「22」、「24」、「26」、「32」、「36」、「40」、「44」、「48」、「52」、「64」、「72」、「80」、「88」、「96」、「104」、「120」、「132」、「144」

区切り文字

区切り文字を指定します。「なし」、「TAB」、「カンマ」のいずれかを選択することもできますし、任意の文字を直接入力して指定することも可能です。

囲み文字

囲み文字を指定します。

「なし」、「'」、「"」のいずれかを選択することもできますし、任意の文字を直接入力して指定することも可能です。

改行コード(行間)

なし」、「CR」、「LF」、「CRLF」から選択します。

改行コード(最後)

なし」、「CR」、「LF」、「CRLF」から選択します。

ヘッダー部分を一度だけ出力する

ヘッダー行と明細行をそれぞれ1レコードとして出力するかどうかを指定します。

オンにした場合は、ヘッダー行を一度だけ出力します。

列名ヘッダーを出力する

データの1行目に列名を出力するかどうかを指定します。

オンにした場合は、データの1行目に列名が入ります。

シンボルを構造化結合する(Maxiコードの場合のみ)

オンにした場合は、シンボルの構造化結合をします。

国コード(Maxiコードの場合のみ)

国コードのデータがセットされるフィールドを選択します。

郵便コード(Maxiコードの場合のみ)

郵便コードのデータがセットされるフィールドを選択します。

サービスクラス(Maxiコードの場合のみ)

サービスクラスのデータがセットされるフィールドを選択します。

レコード内のフィールドだけを出力する

2次元バーコードをレコード内に設計している場合で、レコード出力タイミングごとのデータのみ2次元バーコードに出力したい場合にオンにします。

オフにした場合は、ページ内の全レコード分の情報が出力されます。

データ参照するフィールド

2次元バーコード化する際のデータ参照先のフィールドを指定します。

データ参照するフィールド]欄の右端の[...]ボタンをクリックすると、[データ参照するフィールド]ダイアログが表示されます。

sxd10_p210.png

フィールド名一覧]には、現在フォームに作成されているフィールドの一覧が表示されます。

この一覧から、参照先とするフィールドを選択し、[>]ボタンをクリックします。[>>]ボタンをクリックすると、すべてのフィールドが[データ参照するフィールド]に移動します。

データ参照するフィールド]内のフィールド名を選択し、[<]ボタンをクリックすると、[データ参照するフィールド]から削除されます。[<<]ボタンをクリックすると、[データ参照するフィールド]内のすべてのフィールド名が削除されます。

データの出力順は、[データ参照するフィールド]での表示順です。表示順を変更する場合は、順序を変更するフィールド名を選択した状態で[上に移動]ボタン/[下に移動]ボタンをクリックします。

参考

  • パラメーターの詳細は、各2次元バーコードの仕様を確認してください。

  • データ参照するフィールド名が変更された場合は、連動して[データ参照するフィールド]も自動的に変更されます。

  • データ参照するフィールド名の変更後、操作の[元に戻す]、[やり直し]を行った場合は、[データ参照するフィールド]も連動して変更されます。

注意

プロパティでマスク設定されているフィールドは、データ参照できません。 データ参照はするが、参照するフィールドを印字しない場合は、「ページマスク」を利用してください。

属性式

属性式を設定します。

関連項目