綴りページで印字しないフィールドを設定する(ページマスク)
受領書に金額を印字したくない場合など、特定のページに対して、印字しないデータ領域を指定したい場合があります。この場合は、「マスク」機能を使用して、印字しない領域を指定します。このようなデータ領域を印刷しないための領域を綴りページ上に作成するためのマスクを「ページマスク」と呼びます。
参考
ページマスクは、複数の綴りページがある帳票で、1ページと3ページには印字する、2ページには印字しないなど、ページ単位で印字しない範囲を指定する場合に使用します。
計算の元データとなるフィールドや、キーブレイクのために使用するフィールドなどを非表示にしたい場合は、[プロパティエディター]の[マスク]をオンにすると「フィールドマスク」を使用できます。
制限
ページマスクはフィールド以外のアイテムには無効です。
連写内のフィールドに対してはページマスクは利用できません。
連写内のフィールドを印字しないようにするには、フィールドアイテムのプロパティで[マスク]のチェックをオンにして、「フィールドマスク」を利用するか、属性式の「VISIBLE」を利用してください。
手順
[共通]以外のページを選択します。
[共通]ページでは、ページマスクは使用できません。
[アイテム]-[マスクの作成]を選択、またはツールバーの
をクリックします。
マウスカーソルの表示が
に変わります。
印字しない領域を、矩形を描くようにして指定します。
ページマスクが設定されます。
配置したページマスクを選択します。
[プロパティエディター]に、選択しているページマスクのプロパティが表示されます。
プロパティの各種項目を設定します。