アイテムに属性式を設定する
属性式は、綴りページに配置されているアイテムに指定できます(一部、属性式が設定できないアイテムもあります)。
サブフォーム、レコードを除き、共通ページのアイテムに属性式を指定することはできません。
ここでは、表示/非表示関数の指定を例に、アイテムに属性式を指定する手順について説明します。
手順
綴りページに配置されているアイテムを選択し、プロパティエディターの[属性式]欄の
をクリックします([書式]-[アイテム一括設定]からでも、[属性式設定]ダイアログを表示できます)。
[属性式設定]ダイアログが表示されます。
[追加]ボタンをクリックします。
[属性式設定]ダイアログが、属性式を追加する表示に切り替わります。
[属性関数]の[設定]ボタンの右にある選択リストをクリックし、関数の種類を選びます。
選択した種類の関数リストが表示されるので、使用する関数名をダブルクリックします(選択した種類により、リストに表示される関数は異なります)。
引数の値を指定します。
VISIBLE関数の場合は、引数の部分「フラグ_int」が反転表示されています。
ここでは引数「0」(アイテムを非表示にする)を指定します。
[OK]ボタンをクリックします。
注意
属性式中に属性関数の型の不一致や使用できない関数などを設定した場合は、属性式情報は保存されずに、[エラー]ダイアログにエラー内容が表示されます。
関数の分類を[座標取得]にすると、6つの関数(XVAL、YVAL、START_XVAL、START_YVAL、END_XVAL、END_YVAL)が関数のリストに表示されます。
ただし、アイテムによっては特定の関数でしか座標取得ができないものもあります。たとえばフィールド、固定文字に対してはXVAL関数、YVAL関数でしか座標を取得できません。そのため、フィールドに「MOVE(START_XVAL(Field1)-XVAL(), 0) 」のような式を設定すると書式エラーになります。
座標取得に際して使用できる関数、取得される位置の詳細は、各関数の説明を参照してください。
[属性式設定]ダイアログで追加された式を確認して[OK]ボタンをクリックします。