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4-8-8 矩形チャートの軸設定を変更する

矩形チャート(棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ)の軸設定について説明します。

チャート設定]ダイアログの[軸設定]、[項目軸設定]、および[数値軸設定]では次の設定を変更できます。

  • 数値軸に設定する系列

  • 第二数値軸の有無

  • 軸の反転

  • 目盛りと補助目盛り

  • 目盛り線と補助目盛り線

  • 軸のラベル

  • 属性式

矩形チャートにおける系列の表示例や、項目軸と数値軸の位置は「4-8-1 チャートの構成要素」を参照してください。

軸の設定

軸設定]の設定項目は次のとおりです。

swd92user_p007.png

項目

説明

表示

項目軸、数値軸、および第二項目軸の表示/非表示を指定します。

該当数値軸

第一数値軸と第二数値軸に設定する系列を指定します。第二数値軸に指定された系列は、第一数値軸の系列より前面に表示されます。

制限

第二項目軸の表示]にチェックを付けても、[該当数値軸]の[第二数値軸]に指定する系列がない場合は、第二項目軸は表示されません。また、第二項目軸は第一項目軸と完全に重なって表示されることがあります。

項目軸の設定

項目軸のスタイルや数値軸との交点、項目軸上の目盛りや補助目盛りなどを設定します。

swd92user_i004.png

項目軸の向き、スタイル、属性式-[一般]タブ

一般]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p008.png

項目

説明

向きと位置

  • 軸を反転する

    チェックを付けると、項目軸を中心に、数値軸が反転して表示されます。

    swd92user_p009.png

    反転前(左)と反転後(右)

  • 数値軸との交点

    項目軸と数値軸の交点を指定します。0を基点としてプラス値を上に、マイナス値を下に作成する場合には、[軸の値]に「0」を指定します。

軸線のスタイル属性式

項目軸のスタイル、属性式を設定します。設定方法はチャートエリアの枠線、属性式と同様です。詳細は、「4-8-5 チャートエリアの設定を変更する」の「枠線のスタイル」、「属性式」を参照してください。

項目軸の目盛りと補助目盛り-[目盛り]タブ

目盛り]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p010.png

項目

説明

目盛り線の表示

目盛りを表示する場合はチェックを付けます。

目盛りの設定

  • 目盛りの間隔

    自動]にチェックを付けると、目盛り間隔が自動計算されて設定されます。

  • 目盛りの種類

    目盛りの種類をドロップダウンリストから選択します。

  • 軸の位置

    ラベルに対する目盛りの表示位置を指定します。[自動]にチェックを付けると、折れ線グラフでは「目盛り」が選択され、棒グラフでは「目盛りの間」が選択されます。[自動]のチェックを外した場合は、次のように[軸の位置]を指定します。

    • 目盛り

      目盛りの中心にラベルが表示されます。

      swd92user_p011.png
    • 目盛りの間

      目盛りと目盛りの間にラベルが表示されます。

      swd92user_p012.png

目盛り線のスタイル

目盛りのスタイルを設定します。設定方法はチャートエリアの枠線と同様です。詳細は「4-8-5 チャートエリアの設定を変更する」の「枠線のスタイル」を参照してください。

補助目盛り線の表示

補助目盛りを表示する場合はチェックを付けます。[目盛り線の表示]のチェックが外れている場合は設定できません。

補助目盛りの設定

補助目盛りの等分数と種類を指定します。等分数は2~10の範囲で指定します。

補助目盛り線のスタイル

補助目盛りのスタイルを設定します。設定方法は[目盛り線のスタイル]と同様です。

項目軸のラベル-[ラベル]タブ

ラベル]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p013.png

項目

説明

表示

  • 表示

    ラベルの内容を選択します。

    • なし

      ラベルを表示しません。

    • 番号

      系列の順番を表示します。

    • 項目名

      系列の項目名を表示します。

  • 距離(dot)

    軸とラベルの距離を指定します。

書式

ラベルのフォント、文字修飾、文字サイズ、文字色、文字の揃え方を設定します。設定方法は凡例の文字列と同様です。詳細は「4-8-6 凡例の設定を変更する」の「凡例の文字列-[書式]タブ」を参照してください。

項目軸の目盛り線と補助目盛り線-[目盛り線]タブ

目盛り線]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p016.png

項目

説明

目盛り線の表示補助目盛り線の表示

目盛り線や補助目盛り線を表示する場合は、それぞれにチェックを付けます。[目盛り線の表示]のチェックが外れている場合は、補助目盛り線は設定できません。

目盛り線のスタイル補助目盛り線のスタイル

目盛り線や補助目盛り線のスタイルを設定します。設定方法はチャートエリアの枠線と同様です。詳細は「4-8-5 チャートエリアの設定を変更する」の「枠線のスタイル」を参照してください。

矩形チャートの数値軸設定

数値軸のスタイルや項目軸との交点、数値軸上の目盛りや補助目盛りなどを設定します。

swd92user_i005.png

数値軸の向き、スタイル、属性式-[一般]タブ

一般]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p017.png

項目

説明

向きと位置

数値軸の向きと位置を設定します。設定方法は項目軸の[向きと位置]と同様です(「項目軸」を「数値軸」に、「数値軸」を「項目軸」にそれぞれ置き換える)。

軸線のスタイル属性式

数値軸のスタイル、属性式を設定します。設定方法は項目軸の[軸線のスタイル]、[属性式]と同様です。

数値軸の目盛りと補助目盛り-[目盛り]タブ

目盛り]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p018.png

項目

説明

目盛り線の表示

目盛りを表示する場合はチェックを付けます。

目盛りの設定

  • 目盛りの間隔

    自動]にチェックを付けると、目盛り間隔が自動計算されて設定されます。

  • 最小値を基準に間隔をとる

    チェックを付けると、[最小値]の値を基準に目盛りの間隔が設定されます。

  • 目盛りの種類

    目盛りの種類をドロップダウンリストから選択します。

  • 最小値 / 最大値

    自動]のチェックを外すと、目盛りの[最小値]や[最大値]を手動で指定できます。

目盛り線のスタイル

目盛りのスタイルを設定します。設定方法は項目軸の[目盛り線のスタイル]と同様です。

補助目盛り線の表示

補助目盛りを表示する場合はチェックを付けます。[目盛り線の表示]のチェックが外れている場合は設定できません。

補助目盛りの設定補助目盛り線のスタイル

補助目盛りの等分線と種類、スタイルを設定します。設定方法は項目軸の[補助目盛りの設定]、[補助目盛り線のスタイル]と同様です。

数値軸のラベル-[ラベル]タブ

ラベル]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p019.png

項目

説明

表示

ラベルの表示/非表示と、表示する場合の軸とラベルの距離を指定します。

書式

ラベルのフォント、文字修飾、文字サイズ、文字色、文字の揃え方を設定します。設定方法は項目軸の[書式]と同様です。

数値のフォーマット

数値ラベルの書式を選択します。

  • 書式

    • 標準

      数値が標準的な書式で表示されます(小数点以下第5位で丸め処理)。

    • SVFフォーマット

      数値の書式を設定します。

      • 付加表示記号

        数値に付加する表示記号を選択します。

        参考

        用紙]のプロパティで[SVF実行部の数値データ編集記号に従う]にチェックを付けている場合は、様式の言語に応じて、選択可能な記号が切り替わります。

        日本語

        $、%、sdCommon_iTri_B_Up.gifsdCommon_iTri_W_Up.gifsdCommon_iyen.png

        中国語簡体字、中国語繁体字

        $、%、sdCommon_iyen.png

        英語、フランス語、チェコ語

        $、%、euro.png

        韓国語

        $、%、sdCommon_iwon.pngsdCommon_iyen.png

        タイ語

        $、%、baht.pngsdCommon_iyen.pngeuro.png

      • ゼロ表示

        データがゼロの場合に、「0」と印字するかスペースにするかを選択します。

      • ゼロサプレス

        する]をクリックすると、有効数字以前のゼロがスペースに置き換わります。

      • 桁区切り

        する]をクリックすると、3桁ごとにカンマが挿入されます。

      • 整数部

        受け取ったデータの整数部桁数を指定します。

      • 小数部

        受け取ったデータの小数部桁数を指定します。

      • 生成]ボタン/表示書式

        クリックすると各項目の設定内容に従って式が自動生成され、[表示書式]に入力されます。[表示書式]に表示された式は任意に修正できます。

結果の確認

書式]で「SVFフォーマット」を選択した場合に、[データ]に値を入力すると、[数値のフォーマット]の設定内容に従って自動生成された式が[データ]の値に適用され、[結果]に表示されます。

数値軸の目盛り線と補助目盛り線-[目盛り線]タブ

目盛り線]タブの設定項目は次のとおりです。

swd92user_p020.png

項目

説明

目盛り線の表示、補助目盛り線の表示

目盛り線や補助目盛り線を表示する場合は、それぞれにチェックを付けます。[目盛り線の表示]のチェックが外れている場合は、補助目盛り線は設定できません。

目盛り線のスタイル、補助目盛り線のスタイル

目盛り線と補助目盛り線のスタイルを設定します。設定方法は項目軸の[目盛り線のスタイル]、[補助目盛り線のスタイル]と同様です。