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5-1-1 unicon.iniに関するコマンド

unicon.iniファイルに関するコマンドについて説明します。次の4つのコマンドを使用することで、動作設定の内容をインポート/エクスポートしたり、追加や上書きしたりできます。コマンドラインユーティリティで使用するCSVファイルの書式については、「5-1-1-1 CSVファイルの形式」の項を参照してください。

なお、unicon.iniのエンコードはUTF-8です。

エクスポート

機能

unicon.iniのジョブの内容をCSVファイルにエクスポートします。

書式

コマンド {オプション} unicon.iniディレクトリ名 CSVファイル名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXExportUniconIniCommand

パラメーター

  • -d unicon.iniディレクトリ

    エクスポート元のunicon.iniの存在するディレクトリを指定します。(通常はインストール先)

  • -c CSVファイル

    エクスポート先のCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -j JOBID

    エクスポートするJOB IDを指定します。ワイルドカード「*」の指定が可能です。「-jJOB*」の場合は、JOBで始まるジョブが対象になります。

    -jオプションを指定しない場合は、すべてのジョブがエクスポートの対象です。

1. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXExportUniconIniCommand -p44080 -jJOB* -dc:\SVFJP\UniConX\ -cc:\SVFJP\UniConX\export.csv


インポート

機能

指定したCSVファイルの内容をunicon.iniにジョブとしてインポートします。インポート先のunicon.iniにすでに[DataFileName]キー値が設定されている場合は、あとに続く連番が振られて、unicon.iniに追加されます。

書式

コマンド {オプション} CSVファイル名 unicon.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXImportUniconIniCommand

パラメーター

  • -c CSVファイル

    インポート元のCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

  • -d unicon.iniディレクトリ

    インポート先のunicon.iniが存在するディレクトリを指定します。(通常はインストール先)

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -u

    unicon.iniが正常に更新された場合にunicon.iniを再読み込みしてインポートした内容を反映します。

2. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXImportUniconIniCommand -p44080 -cc:\SVFJP\UniConX\export.csv -dc:\SVFJP\UniConX\


注意

すでにunicon.ini内にあるジョブは、インポートされません。

更新

機能

unicon.ini内のジョブの内容を上書きして更新します。

書式

コマンド {オプション} CSVファイル名 unicon.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXUpdateUniconIniCommand

パラメーター

  • -c CSVファイル

    更新内容を記述したCSVファイルを指定します。パスがなくファイル名のみの場合は、インストール先のファイル名になります。

  • -d unicon.iniディレクトリ

    更新するunicon.iniの存在するディレクトリを指定します。(通常はインストール先)

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -u

    unicon.iniが正常に更新された場合にunicon.iniを再読み込みしてインポートした内容を反映します。

3. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXUpdateUniconIniCommand -p44080 -cc:\SVFJP\UniConX\export.csv -dc:\SVFJP\UniConX\


注意

unicon.ini内に存在しないジョブは、更新されません。

削除

機能

unicon.iniから、指定したジョブを削除します。

書式

コマンド {オプション} unicon.iniディレクトリ名

コマンド

jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXDeleteUniconIniCommand

パラメーター

  • -d unicon.iniディレクトリ

    削除する記述対象のunicon.iniが存在するディレクトリを指定します。(通常はインストール先)

オプション

  • -p ポート番号

    Universal Connect/Xサーバーのポート番号を指定します。デフォルトは44080です。

  • -u

    unicon.iniが正常に更新された場合にunicon.iniを再読み込みしてインポートした内容を反映します。

  • -j JOBID

    削除するJOB IDを指定します。ワイルドカード「*」の指定が可能です。「-jJOB*」の場合は、JOBで始まるジョブが対象になります。

    -jオプションを指定しない場合は、すべてのジョブが削除の対象です。

4. 使用例
java -jar .\UCXCommand.jar jp.co.fit.UniCon.UCXRemoteCommand.UCXDeleteUniconIniCommand -p44080 -jJOB* -dc:\SVFJP\UniConX\