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3-3-1 データファイルの書式を定義する

データファイルのデータ構造を解析して、項目(フィールド)の名称と桁数を定義し、定義ファイルとして保存します。

この定義ファイルは、データと様式ファイルのフィールド情報をリンクさせるために使用されます。

動作設定の[ファイル書式定義]で設定を定義します。

CSVファイルの場合

ここでは、サンプルデータとして「Sample」ディレクトリにあらかじめ用意されている「sample_ja.csv」を使用します。

  1. ブラウザーを起動し、APPLICATION MENU画面を表示します。

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    APPLICATION MENU画面

  2. APPLICATION MENU画面で、Universal Connect/Xの[UCX 動作設定]をクリックします。

    動作設定が起動します。初めて動作設定を起動したときは、サンプルとしてインストールされるデータファイルなどがすでに設定された状態で表示されます。

    12517524_12517841.png

    Universal Connect/X 動作設定

  3. [ツール]-[ファイル書式定義]を選択するか、12517642_12517958.gifボタンをクリックします。

    [ファイル書式定義]画面が開きます。

    12517524_12517902.png

    Universal Connect/X 動作設定-[ファイル書式定義]

  4. [ファイル]-[開く]を選択するか、12517642_12517981.gifボタンをクリックします。

    [ディレクトリ選択]画面が開きます。

    12517524_12518051.png

    Universal Connect/X 動作設定-[ディレクトリ選択]

  5. データディレクトリを選択します。

    [参照パス]欄に直接入力するか、表示された項目からサンプルデータが入っているディレクトリを指定します。

    12517642_12517956.pngボタンをクリックすると、[入力設定]の[データファイル]で指定されているデフォルトパスに移動します。

    12517524_12517785.png

    [ディレクトリ選択]画面

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    [ディレクトリ選択]画面が閉じ、Universal Connect/X動作設定の[ファイル書式定義]に戻ります。

  7. [ファイル定義]欄に表示された「sample_ja.csv」ファイルを選択します。

    [読み込み設定]欄、および[フィールド定義]欄が表示されます。

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    [ファイル定義]欄

    サンプルデータの「sample_ja.csv」は、あらかじめファイル書式定義がされているため、[フィールド定義]欄には各項目とその値が表示されます。

    ここでは、[フィールド定義]欄に[データフィールド名]や、[桁数]が設定されていることを確認します。

    参考

    ファイル書式定義がされていないデータファイルの場合は、[読み込み設定]の[書式]を設定したあと、[編集]-[フィールド定義の作成]を選択するか、12517642_12517974.gifボタンをクリックしてフィールド定義を作成します。

    詳細は「4-5-1 ファイル書式定義の設定(CSV形式)」を参照してください。

  8. フィールド定義が設定されていることを、確認したら画面を閉じます。

    新規にファイル書式定義を設定する場合や、内容を変更した場合は、[ファイル]-[保存]を選択するか、12517642_12518005.gifボタンをクリックして、設定を保存します。

    ファイル書式定義の内容がデータディレクトリ内のファイル書式定義ファイル(「schema.ini」)に保存されます。

    参考

    CSVデータファイルを使用する場合は、データファイルの書式を定義しなくてもよい場合があります。書式定義の設定が不要なケースについては、「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」の「ファイル定義」を参照してください。

ヘッダー明細別レコード形式 CSVファイルの場合

ここでは、「sample_header_ja.csv」というサンプルデータを利用します。

なお、ファイル書式定義をするファイルを指定するまでの手順は、「CSVファイルの場合」の手順1から手順6を参照してください。

  1. [ファイル定義]欄に表示された「sample_header_ja.csv」ファイルを選択します。

    [読み込み設定]欄が表示されます。

    12517524_12517870.png

    [ファイル書式定義]画面

  2. データファイルの詳細設定をします。

    [読み込み設定]欄でデータの区切り文字、形式を定義します。

    • 「sample_header_ja.csv」はカンマ区切りデータなので、[書式]欄はカンマ区切りの指定のままにします。

    • このデータはヘッダー行、明細行が別になっています。[ヘッダー/明細行を別レコードにする]欄のチェックを付けます。

    • [ヘッダー文字列*]欄には、ヘッダー行と認識させるための文字列を入力します。

      ここでは「*」と入力します。

    • [ヘッダー文字列のカラム番号]欄には、「ヘッダー文字列」が入ってくるCSVデータファイルのカラム番号を入力します。

      ここでは「1」と入力します。

    • [エンコーディング]欄には、CSVデータファイルを読み込むときのエンコーディングを指定します。

      ここでは「UTF-8」と入力します。

      参考

      CSVデータファイルを読み込むときのデフォルトのエンコーディングは、[入力設定]の[エンコーディング]で設定できます。詳細は「4-3-3 [入力設定]の操作と設定」を参照してください。

  3. フィールド定義を作成します。

    [編集]-[フィールド定義の作成]を選択するか、12517642_12517974.gifボタンをクリックします。

    データファイルの1行目の項目名が自動的に取り込まれます。また、「読み込み設定」欄で指定されている[スキャンする行数]が読み込まれ、各項目の最大バイト数が桁数として自動的に指定されます。

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    [フィールド定義の作成]

  4. [ファイル]-[保存]を選択するか、12517642_12518005.gifボタンをクリックして、設定を保存します。

    ファイル書式定義の内容がデータディレクトリ内のファイル書式定義ファイル(「schema.ini」)に保存されます。

    参考

    CSVデータファイルを使用する場合は、データファイルの書式を定義しなくてもよい場合があります。書式定義の設定が不要なケースについては、「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」の「ファイル定義」を参照してください。

XMLファイルの場合

ここでは、「sample_ja.xml」というサンプルデータを利用します。

なお、ファイル書式定義を作成して、指定するまでの手順は、「CSVファイルの場合」の手順1から手順6を参照してください。

  1. [ファイル定義]欄に表示された「sample_ja.xml」ファイルを選択します。

    [読み込み設定]欄が表示されます。

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    [ファイル書式定義]画面

  2. [読み込み設定]欄でデータファイルの詳細を設定します。

    [Root]、[Document]、[Form]、[Record]の各欄に、XMLデータファイル内で使用しているタグ名を入力します。ここではデフォルト定義のままにします。

    参考

    [データツリー表示]ボタンを押すと[データツリー表示]画面が別ウィンドウで開き、データ内で使用しているタグなどを参照できます。

  3. フィールド定義を作成します。

    [編集]-[フィールド定義の作成]を選択するか、12517642_12517974.gifボタンをクリックします。

    XMLデータ内のタグが自動的に取り込まれます。

    12517524_12518064.png

    [ファイル書式定義]画面

  4. [ファイル]-[保存]を選択するか、12517642_12518005.gifボタンをクリックして、設定を保存します。

    ファイル書式定義の内容がデータディレクトリ内のファイル書式定義ファイル(「schema.ini」)に保存されます。