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4-5-1 ファイル書式定義の設定(CSV形式)

[ファイル書式定義]ダイアログでCSV形式のデータファイルのフィールド定義を設定します。

参考

CSVデータファイルを使用する場合は、データファイルの書式を定義しなくてもよい場合があります。書式定義の設定が不要なケースについては、「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」の「ファイル定義」を参照してください。

12517524_12517935.png

[ファイル書式定義]ダイアログ

  1. 動作設定で[ツール]-[ファイル書式定義]と選択するか、12517642_12517958.gifボタンをクリックして、[ファイル書式定義]画面を表示します。

  2. [ファイル]-[開く]を選択するか、12517642_12517981.gifボタンをクリックして、[ディレクトリ選択]ダイアログを表示します。

    参考

    [ディレクトリ選択]ダイアログで表示されるデフォルトパスは、[入力設定]の[デフォルトパス]の[データファイル]で指定されたパスです。

  3. ファイル書式定義をするCSV形式のデータファイルが存在するディレクトリを選択し、[OK]ボタンをクリックします。ファイル定義(1)が読み込まれます。

  4. ファイル定義(1)から、フィールド定義するCSV形式のデータファイルを選択し、読み込み設定(3)をします。

    12517524_12517896.png

    [読み込み設定](CSV形式)

    • 書式

      データファイルの[書式]を、次の4つから選択します。

    • 区切り文字 *

      [書式]で[カスタム区切り]を選択した場合に入力します。データファイルのフィールドの区切りに使用している文字を、半角1文字で入力します。

    • スキャンする行数

      [書式]が[固定長(テキストファイル)]のデータファイルの場合に、区切り位置を編集する画面に読み込む行数を設定します。

      [固定長(テキストファイル)]以外のデータファイルの場合は、データファイル取り込み時の行数を指定します。指定した行数分のデータから、各フィールドにおけるバイト数の最大値を取り込み、[桁数]として反映します。

    • ヘッダー/明細行を別レコードにする

      固定長形式以外のファイルで、ヘッダー行と明細行が別のレコードである場合に指定します。

      • ヘッダー文字列 *

        ヘッダー行を識別するための文字列を指定します。

      • ヘッダー文字列のカラム番号

        ヘッダー行のヘッダー識別文字列があるカラムを指定します。

    • エンコーディング

      Universal Connect/XサーバーがCSVファイルを読み込むときのエンコーディングを設定します。

      エンコーディングには、処理するデータファイルを他システムが書き込むときのエンコーディングを指定します。エンコーディングはMS932などJavaのRuntimeでサポートしているものを指定します。

      指定がない場合は[入力設定]画面の[CSV ファイル定義]タブの「エンコーディング」で設定された内容で実行されます。

      [入力設定]でも指定がない場合は、Universal Connect/Xサーバーが稼働するシステムの規定値が適用されます。

    参考

    [ファイル定義]欄に表示されるアイコンの説明は次のとおりです。

    アイコン

    フィールド定義設定

    データファイル

    拡張子の登録

    備考

    12517642_12518012.gif

    未設定

    存在する

    登録済み

    12517642_12518108.gif

    設定済み

    存在する

    登録済み

    12517642_12517966.gif

    設定済み

    存在しない

    登録済み

    フィールド定義設定後にファイルが削除、移動されています。

    12517642_12517961.png(Service Pack 4で対応)

    設定済み

    存在する、または存在しない

    未登録

    フィールド定義設定後にファイルの拡張子が変更、削除されています。[入力設定]画面の[CSV ファイル定義]で[デフォルト拡張子]に拡張子を登録するか、不要な場合はフィールド定義を削除します。

    参考

    [ヘッダー/明細行を別レコードにする]欄にチェックを付けた場合は、[ヘッダー文字列]と[ヘッダー文字列のカラム番号]を指定してヘッダー行を認識させます。

    次のようなデータファイルの場合

    [ヘッダー文字列]に「header」、[ヘッダー文字列のカラム番号]に「1」を設定します。

    1行目: header,"ウイングアーク商事(株)","ハードウェア"

    2行目: "LANカード",1500,2,3000

    3行目: "HUB",5000,1,5000

    4行目: header,"ウイングアーク(株)","ハードウェア"

    5行目: "ケーブル",500,,500

    6行目: "マウス",3000,2,6000

    1行目と4行目の1カラム目の「header」という文字列により、この行がヘッダー行であることを示しています。

  5. [編集]-[フィールド定義の作成]を選択するか、12517642_12517974.gifボタンをクリックします。

    フィールド定義(2)に[データフィールド名]、[印刷フィールド名]、[桁数]がデータファイルから読み込まれて表示されます。

    参考

    • CSV形式のデータファイルの場合は、フィールド定義(2)は編集できません。

    • 各フィールド名は、固定長データファイルのデータ、様式フォームのリンク、[ジョブ]のフィールド参照で使用されます。

    • 桁数は、[スキャンする行数]で設定した行数内での各項目の最大データバイト数が取り込まれます。固定長の場合は、印刷時に使用される正しいデータ桁数に変更してください。

  6. [ファイル]-[保存]を選択するか、12517642_12518005.gifボタンをクリックします。

    参考

    [ファイル]-[開き直す]を選択すると、前回保存時の状態で開き直すことができます。