3-1 シナリオの概要
Universal Connect/Xは、上位アプリケーションで作成された印刷データを、タイマーによる自動監視または任意のタイミングでSVF実行部に受け渡して、さまざまな形態で帳票を出力できます。
上位アプリケーションからデータを読み込むタイミングや印刷するXML様式ファイルなど、動作に関する設定はすべて、[Universal Connect/X 動作設定]で行います。
この章ではサンプルデータを使用して、データファイルの書式定義や動作設定などの一連の操作から、実際に帳票を印刷するまでを体験します。また、置換マスターを利用した出力や、API関数を記述したデータを使った出力、UCXSingleからの出力も行います。
この章のシナリオでは、Universal Connect/Xサーバー上のSVF実行部を使用して印刷します。SVF Cloudは使用しません。
シナリオの流れ
事前の準備、およびそれぞれの出力設定するための操作を、次のような流れで体験します。
シナリオ1 |
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シナリオ2 |
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シナリオ3 |
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シナリオ4 |
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シナリオ5 |
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サンプルファイルについて
Universal Connect/Xでは、サンプルファイルがあらかじめ用意されています。
サンプルファイルは、次の場所に格納されています。
インストール先
Sample
ja
sample_api_ja.csv
sample_api_ja.xml
sample_conditional_ja.csv
sample_conditional_ja.xml
sample_header_ja.csv
sample_ja.csv
sample_ja.xml
schema.ini
en
sample_api_en.csv
sample_api_en.xml
sample_conditional_en.csv
sample_conditional_en.xml
sample_header_en.csv
sample_en.csv
sample_en.xml
schema.ini
zh_CN
sample_api_zh_CN.csv
sample_api_zh_CN.xml
sample_conditional_zh_CN.csv
sample_conditional_zh_CN.xml
sample_header_zh_CN.csv
sample_zh_CN.csv
sample_zh_CN.xml
schema.iniXML様式ファイルは、次の場所に格納されています。
インストール先
Sample
ja
Form
sample_ja.xml
sample_WAcorp_ja.xml
sample_WAdesign_ja.xml
en
Form
sample_en.xml
sample_WAcorp_en.xml
sample_WAdesign_en.xml
zh_CN
Form
sample_zh_CN.xml
sample_WAcorp_zh_CN.xml
sample_WAdesign_zh_CN.xml 参考
Universal Connect/Xのインストール先は、次のとおりです。
Windows版の場合
%FIT_PRODUCTS_BASE%\UniConX
UNIX/Linux版の場合
$FIT_PRODUCTS_BASE/UniConX
サンプル利用時の留意事項
この章では、すでにサンプルとして設定されている内容を一度消去して操作の流れを体験しますので、すでにある設定ファイルが変更されることがあります。
次のファイルについては、必要に応じてバックアップを取ってください。
ファイル名
関連する設定
パス
schema.ini
ファイル書式定義
インストール先 Sample ja en zh_CNunicon.ini
動作設定
インストール先
本サンプルは、SVF for PDFが導入された環境向けに作成されています。SVF for PDFをご利用でない場合は、適宜サンプルファイルを変更してご利用ください。