PCのローカルを経由する
[リソース]画面で管理されている帳票レイアウトや画像などのファイルを、PCのローカルを経由して別テナントに複製できます。
対象のファイルの種類によって、手順が異なります。
SVF Cloud Designerで作成した帳票レイアウト
Microsoft Excelで作成した帳票レイアウト
Microsoft Wordで作成した帳票レイアウト
「resource」フォルダー配下のファイル
エクスポート/インポート
帳票レイアウトをエクスポート/インポートして、別のテナントに複製できます。複製はファイル単位で行います(フォルダー単位での複製はできません)。
複製は、階層構造を維持して行われます。たとえば、「form/書類/見積書」フォルダー内の「明細.xml」をエクスポートした場合、リリース先の「form」フォルダー内に「書類/見積書」フォルダーが作成され、「明細.xml」が格納されます。同名の階層がすでに存在する場合は、既存の階層に格納されます。
制限
SVF Cloud X-Designerを使用している場合、帳票レイアウトのエクスポート/インポートはできません。
ファイルの複製元となるテナントのSVF Cloud Managerにログインします。
[リソース]をクリックします。
帳票レイアウトを選択し、-[SVF帳票定義をエクスポート]をクリックします。
ZIP圧縮されたファイルがダウンロードされます。
ファイルの複製先となるテナントのSVF Cloud Managerにログインします。
[リソース]をクリックします。
「form」フォルダーを選択し、-[SVF帳票定義をインポート]をクリックします。
選択画面でZIPファイルを選択して、インポートします。
注意
帳票レイアウトの上書き
同じ階層に同じ名前の帳票レイアウトが存在する場合は、帳票レイアウトは上書きされます。
一般管理者がインポートを実行し、かつアクセス権限がないフォルダーのファイルがインポート対象に含まれていた場合は、インポートの確認画面が表示されます。[キャンセル]をクリックした場合は、インポートを中断して何も取り込みません。
完了画面で[OK]ボタンをクリックし、「form」フォルダー以下の階層に帳票レイアウトが表示されたら、インポートは完了です。
ダウンロード/アップロード
帳票レイアウトや画像のファイルをダウンロード/アップロードして、別のテナントに複製できます。
PCのローカルにファイルが存在する場合は、手順4から始めます。
ファイルの複製元となるテナントのSVF Cloud Managerにログインします。
[リソース]をクリックします。
対象のファイルまたはフォルダーを選択し、-[ダウンロード]をクリックします(ファイルは複数選択可)。一度にダウンロードできるファイルサイズの上限は、500MBです。
図 1. ファイル単位でダウンロードする例図 2. フォルダー単位でダウンロードする例ファイルがダウンロードされます。
フォルダーや複数ファイルを選択した場合は、ZIP圧縮されてダウンロードされます。後の手順のために、解凍しておきます。
ファイルの複製先となるテナントのSVF Cloud Managerにログインします。
[リソース]をクリックします。
ファイルをアップロードするフォルダーを選択します。
-[アップロード]をクリックし、選択画面でファイルを選択してアップロードします。なお、ファイルは1件ずつアップロードする必要があります。
注意
ファイルの上書き
フォルダーに同名のファイルが存在する場合は、上書きの確認画面が表示されます。
上書き対象の帳票レイアウトがSVFボタンで使用されている場合、新しい帳票レイアウトが適用され、出力する帳票のデザインも更新されます。
ファイルが一覧に表示されたら、アップロードは完了です。