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SVF Cloud WebAPIの場合

次の流れで、帳票レイアウトを作成します。

ここでは、次の帳票レイアウトを作成する例で説明します。

1. 帳票レイアウト
帳票レイアウト


2. 出力帳票
出力帳票


  • 帳票レイアウトについて

    • 文書全体で使用するフォントとして、「メイリオ」を指定しています。

    • 表内でバーコードと商品画像が出力されるセルには、「中央揃え」を指定しています。

    • 表内で金額が出力されるすべてのセルには、フィールドの前に円記号「\」を記述しています。

    • 表内で数値が出力されるすべてのセルには、「右揃え」を指定しています。

  • 入力データについて

    • 作成日, 取引先名, 商品名, 商品コード, バーコード, 画像, 単価, 数量, 金額
      2022/01/31, A社, オレンジジュース, 1002, 123456781002, resource/imageFile/orange.png, 90, 30, 4800
      2022/01/31, A社, 緑茶, 2006, 123456782006, resource/imageFile/tea.png, 70, 30, 2100
      2022/01/31, A社, ソーダ, 3002, 123456783002, resource/imageFile/soda.png, 90, 30, 2700
      2022/01/31, A社, コーヒー, 2001, 123456782001, resource/imageFile/cofee.png, 60, 80, 4800
    • 各画像ファイルは、SVF Cloud Managerの[リソース]画面から、「imageFile」フォルダーにアップロードしてあります。

注意

「Word 97-2003 文書(*.doc)」のWordファイルを流用する場合

「Word 97-2003 文書(*.doc)」で保存されているWordファイルを帳票レイアウトとして流用する場合、[以前のバージョンのWord との互換性を保持する]のチェックボックスはオフにして保存してください。これをオンにすると「互換モード」になり、サポート対象外の帳票レイアウトとなります。

procedure_saveOption.png

また、[以前のバージョンのWord との互換性を保持する]のチェックボックスをオフにして保存した場合でも、保存したMicrosoft Wordより上位バージョンのMicrosoft Wordで開くと、自動的に「互換モード」になります(例:Word 2007で保存したdocx形式のWordファイルを、Word 2016で開く)。

その場合は、再度[以前のバージョンのWord との互換性を保持する]のチェックボックスをオフにして、保存してください。

リストを作成する

明細を出力するためのリストを作成します。

リストを作成するためには、Wordの機能で表を作成しておく必要があります。

ここでは、あらかじめ作成しておいた、見出し行とレコード行が1行ずつの表を利用します。

procedure_makeTable.png
procedure_insertList.png
  1. レコード行の左端のセルをクリックします。

  2. リスト]ボタンをクリックします。

    選択したセルに、リストのフィールドが挿入されます。

フィールドを配置する

データを出力する箇所に、フィールドを配置します。

procedure_placeField.png
  1. データを出力する箇所に、カーソルを移動します。

    ここでは、すでにリストのフィールドがあるセルに、テキストのフィールドを挿入したいため、リストのフィールドの後ろにカーソルを移動しています。

  2. フィールドを挿入するために、出力するデータの種類のボタン(ここでは[テキスト]ボタン)をクリックします。

    参考

    既存のフィールドを選択していた場合は、タグを上書きします。なお、上書きの前後で共通のタグ(name属性など)は保持されます。

  3. 挿入されたフィールドを、クリックして選択します。

  4. フィールド内のタグを編集するために、[編集]ボタンをクリックします。

  5. 属性の値を指定します。指定できる属性は、フィールドの種類によって異なります。

    名前](name属性)は、必須指定の属性です。ここで指定した値が、フィールド名になります。

    参考

    入力データのCSVファイルの項目行では、フィールド名を指定します。

  6. OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

エラーをチェックする

ファイル内に、帳票レイアウトとしてのエラーがないかをチェックします。

同じ名前のフィールドが複数存在している場合や、タグの書式に誤りがある場合などに、エラーとして報告されます。

procedure_webAPI_checkError.png
  1. エラーチェック]ボタンをクリックします。

    エラーチェック]ダイアログが表示されます。

  2. エラーチェックを実行するために、[実行]ボタンをクリックします。

    エラーが見つかった場合は、対象のタグとエラーの内容が表示されます。

    エラーが見つからなかった場合は、ダイアログには何も表示されません。手順4に進んでください。

  3. エラー内容に応じて、タグなどを修正します。

  4. 閉じる]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

帳票レイアウトをアップロードする

作成した帳票レイアウトを、SVF Cloud Managerからアップロードします。アップロードの方法は、SVF Cloud Managerの『SVF Cloud 管理ガイド』の「Microsoft Wordで帳票レイアウトを作成したい」を参照してください。