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SVF Cloud for ServiceNowの場合

ServiceNow上の「インシデント」テーブルのデータを、すでに利用しているExcelシート「障害報告書」に出力することを例に、Excel 帳票レイアウトの作成手順を説明します。

ここでは、次の帳票レイアウトを作成する例で説明します。

illust_about_example_SN.png
  • ServiceNow上のデータ

    • インシデントには、インシデント番号や概要説明などが含まれています。

  • Excelシート「障害報告書」

    • 受付日、解決日を出力するセルでは、表示形式を[日付]に設定しています。

  • Excel 帳票レイアウトを使用した帳票出力処理

    • 「インシデント」テーブルのレコードの情報を出力します。

フィールドを配置する

データを出力するすべてのセルに、フィールドを配置します。

procedure_SN_placeField.png
  1. データを出力するセルを選択します。

  2. セルにフィールドを挿入するために、出力するデータの種類のボタン(ここでは[テキスト]ボタン)をクリックします。

    参考

    すでにフィールドが存在する場合は、新しいフィールドで上書きされます。ただし、フィールド間で共通の要素(name属性など)は保持されます。

  3. フィールドの属性を編集するために、[編集]ボタンをクリックします。

  4. フィールドの属性を指定します。指定できる属性は、フィールドの種類によって異なります。

    名前](name属性)は、必須指定の属性です。ここで指定した値が、フィールド名になります。

  5. OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

エラーをチェックする

帳票レイアウトの設計に、エラーがないかをチェックします。

同じ名前のフィールドがシート内に複数存在している場合や、属性の指定に不整合がある場合などに、エラーとして報告されます。

procedure_SN_checkError.png
  1. エラーチェック]ボタンをクリックします。

    エラーチェック]ダイアログが表示されます。

  2. エラーチェックを実行するために、[実行]ボタンをクリックします。

    エラーが見つかった場合は、対象のセルとエラーの内容が表示されます。

    エラーが見つからなかった場合は、ダイアログには何も表示されません。手順4に進んでください。

    参考

    「value属性が設定されていません。」というエラーは、無視して問題ありません(SVF Cloud for ServiceNowでは、value属性を使用しないため)。

  3. エラーをクリックすると、エラー原因のセルにフォーカスが移動します。エラー内容に応じて、フィールドの属性などを修正します。

  4. 閉じる]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

帳票レイアウトをアップロードする

作成した帳票レイアウトを、SVF Cloud Managerからアップロードします。アップロードの方法は、SVF Cloud Managerの『SVF Cloud 管理ガイド』の「Microsoft Excelで帳票レイアウトを作成したい」を参照してください。