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フォームデザイナーでの帳票設計とは

フォームデザイナーは、帳票レイアウトの設計データをXML形式の様式ファイル(以降、「XML様式ファイル」と呼びます)として作成するアプリケーションです。フォームデザイナーでは、プログラムからのデータを出力するための「フィールド」、各種バーコード出力用の「バーコード」、画像データ出力用の「イメージ」、チャート出力用の「チャート」のほか、固定文字や矩形、罫線、図形などさまざまなアイテムが用意されています。ウィンドウ上の操作で、用紙にアイテムを配置して帳票レイアウトを設計します。

SXD101_FormDesigner.png

フォームデザイナーの特長

フォームデザイナーには次のような特長があります。

  • 直感的な操作で帳票レイアウトを作成できる

    直感的な操作で自由に帳票レイアウトを作成できます。アイテムの種類が非常に多く、アイテムごとにさまざまな設定が用意されているため、複雑なレイアウトの帳票レイアウトも作成できます。また、行や桁に合わせたインチピッチのガイドライン指定と文字配置が容易にできるため、イメージどおりのレイアウトを実現できます。

  • 既存の帳票資産を活用できる

    帳票を一から作成するのではなく、既存の帳票や画像ファイルを下絵として読み込んでトレースし、帳票レイアウトを作成できます。

  • 式を設定して動的な帳票を作成できる

    条件によってさまざまにデータを加工できる「編集式」や「計算式」、条件によってさまざまにアイテムの属性(プロパティ)を加工できる「属性式」があります。フィールド、バーコード、およびGS1データバーに編集式や計算式を設定でき、ほぼすべてのアイテムに属性式を設定できます。金額の表記を3桁区切りにする、値がマイナスのときに値を赤で表示する、など動的な帳票を作成できます。

    画面上の入力支援に従いながら、簡単かつ正確に式を記述できます。3桁区切りの式を記述する例を次に示します。この例では、ダイアログで条件を選択して[FORMAT 生成]ボタンをクリックすると、条件に合った式が自動生成され、式を記述するテキストボックスに反映されます。

    sxd10_p233.png

関連項目