アイテムの初期値を設定する
アイテムの設定内容を初期値として保存して、同じXML様式ファイルの編集中に利用できます。
次回起動以降に新しく作成する様式に対して同じ設定を適用したい場合、設定した初期値を、 フォームデザイナーに保存します。ここでは、アイテムの初期値を設定する手順、およびフォームデザイナーに初期値設定を保存する手順について説明します。
参考
グリッドに関する設定内容は、XML様式ファイルごとに自動で保存されます。グリッドに関する設定内容をフォームデザイナーの初期値にしたい場合、ここで説明する手順に従ってフォームデザイナーに初期値設定を保存してください。
手順
アイテムの初期値を設定する
[書式]メニューを選ぶと、各アイテムに続けて「初期値」と表示されたメニューが表示されるので、初期値を設定するアイテムを選択します。
選択したアイテムの「初期値設定」ダイアログが表示されます。
初期値を変更する項目の値を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
設定した値が、以降そのアイテムを作成したときの初期値です。設定した値が有効となるのは、フォームデザイナーを終了するまでです。設定した初期値データは編集中のXML様式ファイル内に保存されます。
参考
設定する各項目の詳細は、該当するアイテムのプロパティ説明を参照してください。
初期設定(出荷時の設定)に戻すには、「初期値設定」ダイアログで[リセット]ボタンをクリックします。設定内容をフォームデザイナーのデフォルト値として保存する場合は、[ファイル]-[初期値設定を保存]を選択します。
用紙の初期設定では[解像度 (DPI)]の指定ができます。160~600の値が指定可能です。
[解像度 (DPI)]を変更して出力できる機種は、DotPrinter、FiBridgeII、EMFのみです。それ以外の機種で[解像度 (DPI)]を変更して出力すると「-37」エラーが発生します。
制限
[名前]欄に入力できるバイト数は、「初期値設定」ダイアログでは25バイトまでです(全角文字は1文字2バイト、半角文字は1文字1バイトに相当します)。
保存された初期値は、フォームデザイナーがインストールされた環境ごとの設定です。
ここで保存した値は、保存時以降に新たに様式ファイルやアイテムを作成したときに適用されます。作成済みの様式ファイルおよびアイテムの設定値は変更されません。
初期値設定を保存する
[ファイル]-[初期値設定を保存]を選択します。
次回以降フォームデザイナーを起動したときも同じ設定、初期値を利用できるようになります。