ほかのファイルが持つフィールド定義を利用してフィールドを作成する
既存のXML様式ファイル、クエリー様式ファイル(.vrq)、スキーマファイル(.ini)、ライブラリ・ファイル(.lib)など、フィールドの定義内容が保存されているファイルがすでに存在する場合は、「ライブラリ・ウィンドウ」機能を使用することで、それらを利用して別のフォーム上にフィールドを作成できます。また、フィールド情報を定義したCSVファイルを作成し、CSVデータを読み込んでフィールドを作成することもできます。
[ライブラリ・ウィンドウ]からフィールドを選択し、ドラッグ&ドロップで新規フォームに配置できるため、フィールドのプロパティ設定などの作業を大幅に軽減できます。また、ファイル内のすべてのフィールドをフォーム上に自動的に配置できます。

参考
スキーマファイルは、関連製品Universal Connect/Xで使用するファイルです。
ライブラリ・ファイル(.lib)は、旧製品のSVF設計部で作成されるファイルです。フォームのアイテムが再利用可能な形式で保存されています。
事前条件
ファイル内のフィールドを自動的に配置する場合、[用紙サイズ]が「A4」、[用紙方向]が「縦」の用紙であること
利用するファイルがSVF Cloud上にあること
SVF Cloud上にない場合は、SVF Cloud Managerの
[リソース]画面で、workフォルダーにアップロードします。
手順
ファイル内のフィールドを手動で配置する場合
[表示]-[ライブラリ・ウィンドウの表示]を選択します。
[ライブラリ・ファイル選択]ダイアログが表示されます。
ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
[ライブラリ・ウィンドウ]が表示されます。[ライブラリ・ウィンドウ]には、選択したファイルに保存されているフィールド情報が一覧で表示されます。
[ライブラリ・ウィンドウ]からフィールドを選択し、フォームにドラッグ&ドロップします。
フィールドが配置されます。
必要なフィールドを配置後、[ライブラリ・ウィンドウ]の[閉じる]ボタンをクリックします。
ファイル内のフィールドを自動的に配置する場合
[表示]-[ライブラリ・ウィンドウの表示]を選択します。
[ライブラリ・ファイル選択]ダイアログが表示されます。
ファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
[ライブラリ・ウィンドウ]が表示されます。[ライブラリ・ウィンドウ]には、選択したファイルに保存されているフィールド情報が一覧で表示されます。
[ライブラリ・ウィンドウ]の[自動レイアウト]ボタンをクリックします。
[自動レイアウトの設定]ダイアログが表示されます。ファイル内に配置されているフィールドが一覧表示されます。
自動レイアウトをするフィールドのチェックをオンにします。
[文字サイズ]と[ピッチ]を設定します。
[文字サイズ]で印字する文字サイズをポイントで指定します。1から96ポイントの範囲内で指定できます。
制限
タイ語様式編集時に、ライブラリ・ウィンドウの自動レイアウト機能を使用する場合は、ピッチが入力不可になります。
参考
ドットプリンターで印字する場合は、プリンターの制約上、24ドット固定サイズでの文字出力です。
[ピッチ]で文字ピッチを指定します。
[OK]ボタンをクリックします。
選択したフィールドが、フォーム上に自動的にレイアウトされて配置されます。
フォームには「サブフォーム」と「レコード」が自動的に作成され、フィールドはレコード内に配置されます。
また、各フィールド名は固定文字として作成され、サブフォーム内に配置されます。
CSVファイルを使用してフィールドを配置する場合
CSVファイルを作成します。
規定の書式に従ってフィールド情報を記述してください。
CSVデータを読み込み、[ライブラリ・ウィンドウ]からフォームウィンドウ上にフィールドを配置できるようになります。
「ファイル内のフィールドを手動で配置する場合」または「ファイル内のフィールドを自動的に配置する場合」の手順に従って、[ライブラリ・ウィンドウ]でフィールドを配置します。