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付録3 よくある質問(FAQ)

Q.ダウンロードされたデータファイルが監視タイマーで認識されません。

A.監視タイマーの設定がONになっているか確認します。

Q.指定したXML様式ファイルがあるにもかかわらず、「ない」と表示されます。また、ディレクトリにパスが通っていません。

A.SVF環境設定の[動作環境の設定]の[環境変数 / テキストフレーム]を「使用する」にして、XML様式ファイルを保存しているディレクトリを検索パス欄に正しく登録します。

Q.印刷データに「"」があると、同じ行の「"」以降の文字が出力されません。または、「"」が2つあると「"」で囲まれた部分のデータが出力されてしまいます。

A.CSV形式のデータファイルやタブ区切りファイルを使用している場合は、「"」で囲まれたデータを認識して動作しています。「"」をデータとして印刷する場合は、その部分のデータ全体を「"」で囲み、出力したい「"」を2つ並べる必要があります。

例)

データ: "ABC""テクノロジーズ"

結果: ABC"テクノロジーズ

Q.データファイルの上書きを避けるために、データファイル名に日付、時刻を付けたファイル名でデータを渡したいのですが、都度ファイル名が変わってしまいます。

A.[動作設定]の[ジョブ]の[データファイル名]欄で、ワイルドカード「*」を使用することで、任意のファイル名を付けることができます。例えばデータファイル名を「A*.CSV」とし、ファイル定義をするときに「schema.ini」の中のデータファイルを任意のものに設定します。

Q.デリミター(区切り文字)の指定として改行コードを使用したいのですが、テキストデータの場合、改行コードを入れると続きのデータが次の行に出力されてしまいます。

A.テキストファイルからデータを取得するため、改行コードがあると1行分のデータが終了したと判断されます。デリミターとして使用する場合は、上位プログラムで改行コードを何らかの文字に変更してから出力します。

Q.置換マスターで、データの内容によりXML様式ファイルなどの組み合わせをするときに、設定以外のデータがはいってきた場合の処理は、どうなるのですか。

A.エラーが発生する可能性があります。

設定した以外のデータがきた場合の処理を設定するには、[置換マスター]でデータ欄に「*」と入力します。そのほかの項目については、処理内容に応じて設定します。

Q.ファイルを出力した時に、作成されたファイルをrootユーザーでしか削除できません。

A.PDFファイルなどを作成する場合は、UCXServerを起動したユーザーのデフォルトパーミッションでファイルが作成されるため、rootユーザーでUCXServerを起動している場合は、rootユーザーでのみ削除できます。作成するファイルのパーミッションを変更したい場合は、UNIX/Linuxコマンドの「umask」でファイル作成時のパーミッションを指定のうえUCXServerを起動してください。