4-5 ファイル書式定義の設定
Universal Connect/Xサーバーの処理対象となるデータファイルについて、印刷様式上フィールド名などのファイル形式情報を定義し、「schema.ini」ファイルに保存します。

ファイル書式定義とは、上位アプリケーションによって作成された印刷する内容(フィールド)を、正しくUniversal Connect/Xに認識させるための作業です。データファイル内のフィールドの名称、およびフィールドの桁数を正しく定義します。
ファイル書式定義では、データファイルの拡張子によってCSV形式か、XML形式かを判別します。データファイルのデフォルト拡張子は、CSV形式では「.csv」、XMLでは「.xml」が使用できます。
デフォルト拡張子は、[入力設定]-[CSV ファイル定義]-[デフォルト拡張子]、または[入力設定]-[XML ファイル定義]-[デフォルト拡張子]で任意の拡張子を追加できます。
Universal Connect/Xでは、次のような形式で記述されたファイルをデータファイルとして認識します。
カンマ区切り
カンマ「,」を区切り文字としてレコード構成されたファイル
タブ区切り
タブコード(09h)を区切り文字としてレコード構成されたファイル
カスタム区切り
任意の1文字を区切り文字としてレコード構成されたファイル
固定長(テキストファイル)
区切り文字を省いてレコード構成されたファイル
XML形式
XML形式にそってレコード構成されたファイル
参考
XML形式以外のデータは、1行目に見出し行(データ項目名)が必要です。固定長データの場合、見出し行のみカンマ区切りにしてください。