4-3-5 [サーバーログ設定]の操作と設定
Universal Connect/Xサーバーの印刷処理について、処理されたファイル名、処理した時間、処理結果などのログ内容をテキスト形式でファイルに保存します。

Universal Connect/X 動作設定-[サーバーログ設定]
[サーバーログ設定]の操作と設定 実行結果ログ(2)
動作設定で[サーバーログ設定](1)をクリックして、[実行結果ログ](2)を表示します。
各項目を設定します。
項目
説明
ファイルに出力する
Universal Connect/Xサーバーでの印刷処理単位ごとの処理結果を記録するかどうかを指定します。
チェックを付け、[適用]ボタンをクリックして設定を保存した場合のみ、[ファイル名]で設定したファイルに追記方式でログが保存されます。
ファイル名*
印刷処理単位ごとの処理結果を、実行結果ログとして保存するファイル名を設定します。
ボタンをクリックするとファイルの参照画面が表示され、そこで設定できます。
例: log.txt [JOB001/C:\SVFJP\UniConX\Sample\ja\sample_ja.csv]:[2010/07/28 23:00:59]:... [JOB002/C:\SVFJP\UniConX\Sample\ja\sample_header_ja.csv]:[2010/07/28 23... ... ... ...
参考
ファイル名のみ指定した場合はunicon.iniの保存されているディレクトリが付与されます。
書式
実行結果ログ出力時の書式を指定します。
あらかじめ用意された書式を選択してから任意の値に編集することもできます。(Service Pack 3で対応)
書式パターン
説明
%d
日付を表します。%d
{yyyy MMM dd HH:mm:ss,SSS}
のように、{}内のパラメーターで日時書式を指定します。
%m
ログメッセージを表します。
%t
ログを生成したスレッド名を表します。
%u
ジョブID、データファイル名を表します。%u
{[,]}
を使用して、前後を囲む文字も指定できます。ジョブID、データファイル名がない場合は、囲む文字も出力されません。
%%
1文字の「%」を表します。
%n
改行コードを生成します。
書式パターンは、次のログ書式オプションを使用して、文字列の位置や文字数の調整もできます。
ログ書式の表記は「{html}%[-][n][.m]{html}」+「書式パターンの文字コード」形式で指定します。
ログ書式オプション
説明
-
左詰めの書式を指定します。指定しない場合は右詰めになります。
n
出力時の最小フィールド幅を数字で指定します。
.m
出力時の最大フィールド幅を数字で指定します。
次の条件における、書式の設定例と結果を記載します。
項目
値
日時
2014年5月30日 14時57分43秒
ジョブID、データファイル名
sample_ja_CSV/C:\SVFJP\UniConX\Sample\ja\sample_api_ja.csv
例1
日付の書式でミリ秒まで出力、データファイル名(最大80文字、左詰め)、ログメッセージ(最大100文字、左詰め)の出力を指定した場合。
設定値:
%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS} [%-80u] [%-100m]%n
出力結果:
文字数を指定して出力した項目では、不足分にはスペースが出力されます。
2014-05-30 14:57:43.664 [sample_ja_CSV/C:\SVFJP\UniConX\Sample\ja\sample_api_ja.csv ] [終了情報: 正常終了しました。: RC=[0] ]
例2
日付の書式を「日月年」で指定し、ジョブIDとデータファイル名を囲む文字として<>を指定、ログメッセージの出力を指定した場合。
設定値:
%d{dd/MM/yyyy HH:mm:ss} %u{<,>} %m%n
出力結果:
30/05/2014 14:57:43 <sample_ja_CSV/C:\SVFJP\UniConX\Sample\ja\sample_api_ja.csv> 終了情報: 正常終了しました。: RC=[0]
ローテーション方法
ログファイルのローテーション頻度を設定します。
ローテーションしない
1時間毎
1日毎
ユーザー指定
[ユーザー指定]を選択した場合は、任意のローテーションパターンを指定できます。Javaのjava.text.SimpleDateFormat の書式を参考に入力してください。
例
1週間ごとのローテーションパターンに設定したい場合。
設定値:
yyyy_MM_W
保存日数
ログファイルの保存日数を設定します。
無期限保存
ユーザー指定
1日から999日の間で指定できます。
文書分割結果を出力する
文書分割処理をした際に、分割した文書ごとの実行結果ログを出力するかどうか指定します。
参考
文書分割結果を出力する設定でも、UCXSingle側で出力ファイルを受け取る場合は、ログは出力されません。
設定を保存する場合は、[適用]ボタンをクリックします。
設定がUniversal Connect/Xサーバーに反映されます。
[ファイル]-[保存]、または
ボタンで設定を保存した場合は、[動作設定]すべての変更箇所が保存されます。
[サーバーログ設定]の操作と設定 デバッグログ(3)
動作設定で[サーバーログ設定](1)をクリックして、[デバッグログ](3)を表示します。
各項目を設定します。
項目
説明
コンソールに出力する
Universal Connect/Xサーバーの印刷処理状況をサーバー画面上に表示するかどうか指定します。
チェックを付け、[適用]ボタンをクリックして設定を保存した場合のみ、コンソールに追記方式でログが出力されます。
ファイルに出力する
Universal Connect/Xサーバーの印刷処理状況を記録するかどうかを指定します。
チェックを付け、[適用]ボタンをクリックして設定を保存した場合のみ、[デバッグログ]で設定したファイルに追記方式でログが保存されます。
ファイル名*
印刷処理状況をデバッグログとして保存するファイル名を設定します。
ボタンをクリックするとファイルの参照画面が表示され、そこで設定できます。
例: dbg_log.txt JUC/X [UcxMainLoop][Wed Ju] 28 23:02:42 JST 2010] unicon.ini : C:\SVFJP\u... JUC/X [UcxMainLoop][Wed Ju] 28 23:02:42 JST 2010] Mail Function Support :... JUC/X [UcxMainLoop][Wed Ju] 28 23:02:42 JST 2010] Use MultiThread : true ... JUC/X [UcxMainLoop][Wed Ju] 28 23:02:42 JST 2010] Enter UniversalConnect/... JUC/X [UcxMainLoop][Wed Ju] 28 23:02:46 JST 2010] vfreport.properties ... JUC/X [UcxJob-60][Wed Ju] 28 23:02:46 JST 2010] [JOB001/C:\SVFJP\UniConX\... ... ... ...
参考
ファイル名のみ指定した場合は unicon.ini の保存されているディレクトリが付与されます。
ローテーション方法
ログファイルのローテーション頻度を設定します。
ローテーションしない
1時間毎
1日毎
ユーザー指定
[ユーザー指定]を選択した場合は、任意のローテーションパターンを指定できます。Javaのjava.text.SimpleDateFormat の書式を参考に入力してください。
例
1週間ごとのローテーションパターンに設定したい場合。
設定値:
yyyy_MM_W
保存日数
ログファイルの保存日数を設定します。
無期限保存
ユーザー指定
1日から999日の間で指定できます。
設定を保存する場合は、[適用]ボタンをクリックします。
設定がUniversal Connect/Xサーバーに反映されます。
[ファイル]-[保存]、または
ボタンで設定を保存した場合は、[動作設定]すべての変更箇所が保存されます。