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帳票をメールで送信したい

出力した帳票をメールに添付して送信できます。

ここでは、帳票をメールに添付して送信するための設定について説明します。

製品共通

すべての製品に共通して必要な作業です。

帳票レイアウトの作成

帳票レイアウト作成ツールで、帳票レイアウトを作成します。「帳票レイアウトを作成したい」の「帳票の出力方法と帳票レイアウトの種類」を参照し、帳票出力する製品に合ったツールを使用してください。

なお、帳票レイアウトの種類によって、生成される帳票の種類が異なります。

帳票レイアウトの種類

生成される帳票の種類

XMLファイル

PDFファイル

Excelファイル

Excelファイル

Wordファイル

Wordファイル

参考

Universal Connect/Xで帳票を出力する場合は、Universal Connect/Xサーバー上の様式ファイルも帳票出力に使用できます。

SVF Cloud for Salesforce

プレビュー画面で[E-mail]のアイコンをクリックして、送信確認画面で[OK]ボタンをクリックすると、SVFボタンの設定に従ってメールが送信されます。

illust_about_email_4sfdc.png

注意

  • 添付できる帳票のファイルサイズの上限は、5MBです。上限を超えた場合は、エラーになります。

  • 送信先メールサーバーでエラーが発生した場合、印刷ボタンクリックから最大60分間リトライします。

DNSの設定

送信者のDNSに、SPF(Sender Policy Framework)を設定することを推奨します。設定しない場合、送信エラーになったり、送信先で迷惑メールに分類されたりする可能性があります。

SPFレコードには、「include:spf.wingarc.smtps.jp」を追加してください。

1. SPFレコードの例

v=spf1 mx include:spf.wingarc.smtps.jp ~all



SVFボタンの設定

SVF Cloud Managerのicon_menu_Button.pngSVFボタン設定]画面で、次のように設定します。

設定項目

設定内容

SVFボタン情報]-icon_setting.png-[アクション]タブ

アクションの一覧でicon_email.pngを選択

icon_email.pngを選択した後に、送信するメールの宛先や本文などを設定します。未設定状態の必須項目があると、設定画面の[OK]ボタンは有効になりません。

設定項目

設定内容

送信者

次のいずれかから選択します。

  • 実行ユーザのメールアドレス

    印刷ボタンをクリックしたユーザのメールアドレスです。

  • 組織のアドレス

    Salesforceの「組織のアドレス」に登録されているメールアドレスです。

    エラーメールは、実行ユーザに送信されます。

宛先

送信先のメールアドレスが入力されているSalesforce項目(データ型がテキストまたはメール)から指定します。

次の場合は、送信時にエラーになります。

  • 項目の値が取得できない

  • 項目の値がnull

  • 項目の値が空文字

CCBCC

編集]ボタンをクリックして追加します。

Cc、Bccそれぞれに、最大10件のメールアドレスを設定できます。10件を超えた場合は、送信時にエラーになります。

  • Salesforce項目

    複数のメールアドレスが入力された項目(区切り文字は半角カンマ「,」または半角セミコロン「;」)も使用できます。その場合は「項目に入力されたメールアドレスの数+[任意のメールアドレス]や[実行ユーザのメールアドレス]の数」が10件を超えると、送信時にエラーになります。

    また、次の場合も送信時にエラーになります。

    • 項目の値が取得できない(項目取得時にSalesforceからエラーが返された)

    • 項目の値が空 *1

    • 項目の値がnull *1

  • 任意のメールアドレス

  • 実行ユーザのメールアドレス

*1Salesforce項目の値が空の場合はエラーにする]をオフにすると、項目の値が空やnullの場合でも、エラーになりません。

メールテンプレート

件名と本文のテンプレートを指定します。

本文は、テキスト版とHTML版を指定できます。両方を指定した場合、受信者の環境に合った形式の本文が表示されます。

Salesforceのメールテンプレートも流用できます。ただし、メールテンプレートは次の条件を満たす必要があります。

  • メールテンプレートが有効

  • 種別が「テキスト」または「カスタム (Classic レターヘッドを使用しない)

  • Lightning メールテンプレートの場合、[関連エンティティ種別]が未指定、またはSVFボタンで指定したSalesforceオブジェクトが指定されている

注意

既存のSVFボタンの設定を変更した場合は、印刷ボタンを再度作成する必要があります。

参考

上記は、帳票をメールに添付して出力するために最低限必要な設定です。出力方法に依らない共通の設定については「2. Sandbox環境でSVFボタンの設定をする」を参照してください。

任意の設定

設定は、SVF Cloud Managerのicon_menu_Button.pngSVFボタン設定]画面-[SVFボタン情報]-icon_setting.pngの[設定]画面で行います。

PDFファイルの文書のセキュリティを有効にする

帳票レイアウトがXMLファイルの場合に設定できます。

設定項目

設定内容

PDF]タブ-[PDFセキュリティオプション

オン(各設定項目の詳細は「SVFボタンの詳細設定項目」を参照)

Universal Connect/X

Universal Connect/Xで、出力ファイルをメールで送信する設定をします。設定の詳細は、『Universal Connect/X ユーザーズマニュアル』の「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」を参照してください。