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1. テナントの設定

SVF CloudとSalesforce間の接続を許可するため、次の2つの設定をテナントごとに一度だけ行います。

注意

証明書の有効期限が切れると、接続できなくなります。

クライアント証明書による認証の設定

Salesforceで証明書を作成

ここでは、自己署名証明書を使った例で説明します。

参考

認証機関による署名を受けた証明書も使用できます。その場合は、[証明書と鍵の管理]画面で[認証機関署名証明書の作成]ボタンをクリックします。

手順などの詳細は、Salesforceのヘルプを参照してください。

  1. Salesforceの[設定]から、[証明書と鍵の管理]ページを開きます。

  2. 自己署名証明書の作成]ボタンをクリックします。

    sfdc_certificate_newCertificate.png
  3. 表示ラベル]と[一意の名前]に、任意の値を設定します。

    sfdc_certificate_newCertificate_setting.png
  4. 保存]ボタンをクリックします。

  5. 証明書のダウンロード]ボタンをクリックして、証明書をダウンロードします。

Salesforceでリモートサイトを登録

  1. Salesforceの[設定]から、[リモートサイトの設定]ページを開きます。

  2. 新規リモートサイト]ボタンをクリックします。

    sfdc_remoteSite_newSite.png
  3. リモートサイト(1つ目)の詳細を、次のように設定します。

    設定項目

    設定内容

    リモートサイト名

    任意の値

    リモートサイトの URL

    https://<テナントID>.secure.svfcloud.com

    sfdc_remoteSite_newSite_setting.png
  4. 保存 & 新規]ボタンをクリックします。

  5. リモートサイト(2つ目)の詳細を、次のように設定します。

    設定項目

    設定内容

    リモートサイト名

    任意の値

    リモートサイトの URL

    https://api.svfcloud.com

  6. 保存]ボタンをクリックします。

SVF Cloud Managerで外部アクセスを許可

  1. SVF Cloud Managerのicon_menu_setting.png環境設定]-[テナント]をクリックします。

  2. 外部アクセス用証明書]-[証明書]のicon_edit.pngをクリックし、「Salesforceで証明書を作成」の証明書のファイルをアップロードします。

    setting_tenant_uploadCertificate.png

    アップロードが完了すると、証明書の内容が表示されます。

    setting_tenant_uploadCertificate_uploaded.PNG

OAuthによる認証の設定

証明書と秘密鍵を作成

SVF CloudからSalesforceへの接続を許可するための、X.509 証明書と秘密鍵を作成します。

Salesforceで接続アプリケーションを登録

  1. Salesforceの[設定]から、[アプリケーションマネージャー]ページを開きます。

  2. 新規接続アプリケーション]ボタンをクリックします。

  3. 新規接続アプリケーション]ページで、接続アプリケーションの詳細を、次のように設定します(表に記載されていない設定項目には、任意の値を設定します)。

    分類名

    設定項目

    設定内容

    API (OAuth 設定の有効化)

    OAuth 設定の有効化

    チェックをオン

    コールバック URL

    https://login.salesforce.com/services/oauth2/success

    デジタル署名を使用

    チェックをオンにして、X.509 証明書をアップロード

    選択した OAuth 範囲

    次の項目を追加

    • API を使用してユーザーデータを管理 (api)

    • ID URL サービスにアクセス (id, profile, email, address, phone)

    • Web ブラウザーを使用してユーザーデータを管理 (web)

    • いつでも要求を実行 (refresh_token, offline_access)

    • フルアクセス (full)

  4. 保存]ボタンをクリックします。

    保存が完了すると、作成した接続アプリケーションが[接続アプリケーションを管理する]画面に表示されます。

  5. API (OAuth 設定の有効化)]-[コンシューマーキーと秘密]の[コンシューマーの詳細を管理]ボタンをクリックします。

    sfdc_application_manageApplication.png

    参考

    接続アプリケーションを管理する]画面は、[アプリケーションマネージャー]で該当のアプリケーションのicon_sfdc_submenu.PNG-[参照]からも表示できます。

  6. IDの検証画面が表示された場合は、画面の指示に従ってIDを検証します。

  7. 新しいウィンドウに表示された[コンシューマー鍵]の値を、メモなどに控えておきます。

    sfdc_application_consumerKey.png

    ウィンドウを閉じて、[接続アプリケーションを管理する]画面に戻ります。

  8. Manage]ボタン-[ポリシーを編集]ボタンの順にクリックします。

    sfdc_application_edit.png
  9. OAuth ポリシー]-[許可されているユーザー]で、「管理者が承認したユーザーは事前承認済み」を選択し、確認画面で[OK]ボタンをクリックします。

    sfdc_application_edit_permitUser.png
  10. 保存]ボタンをクリックします。

  11. 接続アプリケーションの詳細]画面の[プロファイル]や[権限セット]で、プロシージャーを使ってSalesforceにアクセスできるユーザーを指定します。

    sfdc_application_profile-authority.png

SVF Cloud Managerで接続アプリケーションを登録

  1. SVF Cloud Managerのicon_menu_setting.png環境設定]-[Salesforce]をクリックします。

  2. 接続アプリケーション]-[秘密鍵]のicon_edit.pngをクリックして、事前に作成したX.509 証明書に対する秘密鍵のファイルをアップロードします。

    setting_sf_uploadKey.png
  3. コンシューマ鍵]のicon_edit.pngをクリックして、Salesforceで登録した接続アプリケーションのコンシューマー鍵を指定します。

    setting_sf_uploadConsumerKey.png
  4. デフォルトユーザーID]のicon_edit.pngをクリックして、Salesforceの[接続アプリケーションの詳細]で指定したユーザーのユーザー名を指定します。プロシージャーを使った帳票出力の履歴には、ここで指定したユーザー名が記録されます。

    Apex クラスがプロシージャーを呼び出す際に実行ユーザーを指定した場合は、そのユーザー名が記録されます。

    setting_sf_setUser.png

弊社IPアドレスからのアクセスを許可

SalesforceにアクセスできるIPアドレスに制限をかけている場合は、弊社のIPアドレスからのアクセスを許可してください。

アクセスを許可するIPアドレスは、次のページの「2.連携サービス内でのSVF CloudのIPアドレスの許可設定について」を参照してください。

https://cs.wingarc.com/ja/kb/000015762