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単票

「単票」とは、1枚の定型帳票で、明細行に同じ形式の行が繰り返し出力される帳票のことです。代表的な帳票として、受注票、発注書、請求書があります。

1. 受注票
受注票


フォームデザイナーで単票を作成するには、罫線(矩形や直線)で表の枠を作成し、帳票タイトルや表ヘッダーなどの固定文字を入力します。その後、データを出力するエリアとしてフィールドなどを配置していきます。

単票の明細行に商品名、数量、単価、金額、商品コードといった項目を配置する際、フォームデザイナーでは「繰り返しアイテム」を利用できます。繰り返しアイテムを利用すると、先頭行に配置したアイテムを縦方向、または横方向に繰り返して出力できるようになります。

また、フォームデザイナーは、複数枚複写の帳票の設計にも対応しています。たとえば、物品受領書、納品書、売上伝票という明細行に出力されるデータが同じ3枚複写の単票を、1つのXML様式ファイルで設計できます。設計したXML様式ファイルから、一度の出力指示で3枚1組となって出力されます。複数枚複写の帳票を設計する場合、複写する枚数分の「綴りページ」を作成してページごとに異なるアイテムを綴りページに、共通するアイテムを共通ページに配置します。綴りページを作成すると、綴りページごとに帳票タイトルや印刷色なども変えられます。

2. 複数枚複写の単票(物品受領書、納品書、売上伝票)
複数枚複写の単票(物品受領書、納品書、売上伝票)