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一覧表

「一覧表」とは、明細行や小計行、合計を複数ページにわたり表形式にまとめた帳票のことです。定型帳票である単票と異なり、小計や合計が不定な位置で出力される、データがソートされるなど、データに応じて形式が変わる可変帳票です。商品別売上集計表のような帳票が例として挙げられます。取引量が多い顧客に送付する請求書など、明細を複数枚添付する帳票も一覧表として作成できます。

1. 商品別売上集計表
商品別売上集計表


フォームデザイナーで一覧表を作成するには、可変タイプのデータの出力エリアである「サブフォーム」と「レコード」を利用します。サブフォームとレコードを利用すると、帳票の印刷時に、データに応じて行を挿入する、印字位置を変える、などの処理ができるようになります。また、次のような設定によって、表の体裁を整えられます。

  • 明細行に表示される商品名の並び順を変える

  • 明細行に出力される値が変わったときに改ページしたり、ヘッダー行や小計行を挿入したりする

  • 明細行に同じ商品名や顧客名などが続く場合に、重複するデータと罫線を削除してわかりやすく表示する(グループサプレス)