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XML様式ファイルの言語の変換処理について

設定]-[様式ファイルの言語]で選択されている言語と異なる言語のXML様式ファイルを開いた場合、[様式ファイルの言語]に合わせた変換処理が実行されます。ここでは、SVF Cloud X-Designerが実行する、XML様式ファイルの言語の変換処理について説明します。

変換処理での留意点

変換処理での留意点は次のとおりです。

  • 様式ファイルのフォントリストは、フォームデザイナーで設定したフォントリストに変換されます。各アイテムのフォント設定は、フォント設定の変換処理に合わせて変換処理が実行されます。

  • アイテムのフォント設定が変更されると、アイテムの描画範囲が変更される場合があります。

  • 合成アイテム内のアイテムにはフォント設定の変換処理が適用されません。

  • 全角、および半角フォントを使用する言語のXML様式ファイルを、半角フォントのみ使用する言語に設定したSVF Cloud X-Designerで読み込む場合は、半角フォント設定が[なし]であれば、読み込むSVF Cloud X-Designerの半角フォントリストの先頭にあるフォントに変換されます。

    また、フィールドアイテムの[フィールド・タイプ]の値は、[半角]に変換されます。

  • 計算式、編集式、および属性式の内容は変換されません。

  • テキストフレームは日本語と英語でのみ使用可能なアイテムのため、日本語および英語以外でテキストフレームを含むXML様式ファイルを開いた場合は、テキストフレームは削除されます。なお、テキストフレームは、Ver.10.1以降で英語に対応しています。

フォント設定の変換処理

SVF Cloud X-Designerは次の流れで処理を実行します。

  1. フォントリスト内に設定されているフォントが存在するかを確認します。

    フォームデザイナーのフォントリスト内に同じフォントが存在する場合は変換されません。

  2. 同じフォントが存在しない場合は、フォントリスト内から変換可能なフォントを探します。

    最初に、対象フォントと同じフォント番号のフォントを確認し、次に降順で確認します。

  3. 変換可能なフォントが確認された時点で、そのフォントに変換されます。

    プロポーショナルフォントの場合は同じプロポーショナルか等幅のフォントに変換可能、等幅のフォントは同じ等幅のフォントに変換可能です。

    テキストフレームはフォント設定の変換処理は行わずにフォント番号に対応したフォントが使用されます。

アイテムの削除処理

SVF Cloud X-Designerのアイテムには、特定の言語でしか利用できないものがあります。変換先の言語では利用できないアイテムが含まれている場合は、そのアイテムは削除されます。

アイテムが削除された場合には、変換処理後、次のようなログメッセージが表示されます。

Close]ボタンをクリックするとログメッセージを閉じます。[Save log]ボタンでログファイルを保存できます。

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関連項目