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埋め込み様式とは

「埋め込み様式」とは、ロゴや、住所、定型の記入欄など、複数の帳票で繰り返し利用できる内容を部品として設計した様式ファイルや、部品として作成した様式ファイルを利用して帳票を設計する機能のことを表します。

あらかじめ部品として埋め込む様式ファイル(以降、「子様式」と呼びます)を作成しておき、様式ファイル(以降、「親様式」と呼びます)に埋め込みます。子様式は親様式とリンクされた状態で埋め込まれるため、埋め込み後に子様式を更新すると、親様式から出力される内容も自動的に更新されます。たとえば、複数の帳票の差出人欄を埋め込み様式としておけば、住所変更の際に修正するのは埋め込み様式(子様式)のみとすることができ、大幅に工数が削減できます。また、埋め込み様式を利用すると、1つの帳票を部品ごとに設計できるため、チームでの帳票開発が可能になります。

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子様式の設計について

子様式は、以下の要領で作成してください。

  • 次の項目は、実行時に子様式の設定内容は無視され親様式の設定内容が適用されます。子様式の設計の際は親様式と設定を同一にしてください。 また、表示/非表示の切り替えを行いたいアイテムやPDFレイヤーは、親様式に設計してください。

    • 用紙のプロパティ(用紙サイズと用紙方向を除く)

    • フォントに関する設定

    • グリッド設定

    • 色に関する設定(カラーパレット、ページカラー)

    • バーコードのエレメントサイズ

    • レイヤーの表示/非表示設定

    • PDFレイヤー設定

  • 子様式には、埋め込み様式を設計しないでください。

  • 連写は、親様式と子様式の両方に設計しないでください。

  • アイテム名は、親様式や、他の子様式と重複しないようにしてください。

  • サブフォームは、親様式と子様式で1つとなるように設計してください。

  • 繰り返し、サブフォーム、レコードは、親様式と子様式で併用しないでください。

  • 子様式を、繰り返し、サブフォーム、レコードの中に含めないでください。

  • 繰り返しは、親様式と子様式で1つとなるように設計してください。

子様式の埋め込みと親様式での操作について

  • 子様式は、10個まで埋め込めます。

  • 子様式は、共通ページに配置してください。

  • 子様式に配置されているアイテムが親様式の印刷範囲を越える場合、親様式の印刷範囲に収まるアイテムのみが出力されます。テスト印刷をおこない、印字位置を確認してください。

  • 子様式は、親様式に埋め込まれた順番で、下から上に重ねられます。

  • 子様式は、親様式のユーザーレイヤーに追加できません。また、子様式の表示/非表示設定、および、子様式へのPDFレイヤーの設定はできません。

  • 埋め込んだ様式ファイルは、親様式上で直接編集できません。

  • 子様式の移動やリネームなどによりパスが変更されると、親様式に埋め込まれた子様式は親様式と同じ用紙サイズで枠線のみ表示されます。

アイテムの重なり順

様式ファイル(子様式)を埋め込んだ様式ファイルでは、アイテムの重なり順は次のようになります。

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  • 同じ種類のアイテムまたは、同名のユーザーレイヤーに配置されているアイテムの場合、親様式のアイテムが背面に、子様式のアイテムが前面に配置されます。

  • 異なるアイテム、かつ、ベーシックモードのみの場合は、矩形、直線、固定文字、フィールド、バーコード、イメージの順に背面から前面へ配置されます。

  • 異種のアイテム、かつグラフィックモードのアイテムを含む場合は、ナビゲーターの[レイヤー別]を表示した際に表示されるレイヤーの並び順、レイヤー1、レイヤー2、レイヤー3、...レイヤーNの順に背面から前面へ配置されます。

実行時の注意事項

  • 親様式と子様式に同名アイテムが存在する場合の動作は保証されません。

  • 親様式と子様式にそれぞれに連写が含まれている場合の動作は保証されません。

  • 親様式と子様式で様式の言語が異なる場合の動作は保証されません。

制限事項

1つの様式ファイルには、最大10個の子様式を埋め込めます。 11個以上の子様式が埋め込まれている様式ファイルも開くことはできますが、次のように動作します。

  • ナビゲーター]-[埋め込み様式]タブには、すべての子様式が表示されます。

  • 子様式の追加(様式ファイルをさらに埋め込む)はできません。すでに埋め込まれている子様式を削除して子様式が10個以下になると、追加できるようになります。

関連項目