Skip to main content

チャートに出力するデータを設定する(固定のデータを使用する場合)

データの出力設定は、[チャート実行設定]ダイアログで操作します。

チャートを作成した直後は、サンプルデータを基にチャートが描画されます。固定のデータを使用する場合、元データとしてのファイルをCSV形式で作成しておき、チャート用のデータファイルとしてインポートします。実行時には、インポートしたデータファイルをそのままチャートにした出力ができます。また、属性式のSET_CSV関数を使用してデータファイルの指定を変更することもできます。属性式のSET_CSV関数を使用すると、帳票に出力されない値をグラフに出力できるようになります。

ここでは、固定のデータを使用して、チャートに出力するデータを設定する手順について説明します。

事前条件

  • チャートアイテムを配置していること

手順

[チャート実行設定]ダイアログを表示する

  • チャートエリアを選択し、右クリックで表示されるメニューから[チャート実行設定]を選択します。

    sxd10_p019.png

    チャート実行設定]ダイアログが表示されます。

    sxd10_p023.png

CSVファイルをインポートする

  1. チャートの元データとしてのファイルをCSV形式で用意し、任意のディレクトリに保存します。

    CSVファイルの書式については、「チャートに出力する固定データの書式(CSVファイル)」を参照してください。

  2. チャート実行設定]ダイアログの[サンプルデータ]タブをクリックします。

    サンプルデータ]タブが表示されます。

    sxd10_p020.png
  3. 実行時にサンプルデータ、CSVデータを使う]のチェックをオンにします。

    参考

    • 実行時にサンプルデータ、CSVデータを使う]のチェックをオンにすると、[参照データの設定]タブで設定している内容はすべて無効になり、サンプルデータの値を基にチャートが作成されます。

    • 属性式のSET_CSV関数を使用してサンプルデータを動的に変更する場合も、[実行時にサンプルデータ、CSVデータを使う]のチェックをオンにします。属性式のSET_CSV関数を使用する手順については、「属性式を使用し、取り込むCSVファイルを実行時に任意に指定する」を参照してください。

  4. インポート]ボタンをクリックします。

    開く]ダイアログが表示されます。

  5. 用意しておいたCSVファイルを取り込みます。

    取り込んだデータがダイアログのテーブルに表示されます。ここで取り込んだデータでチャートが生成されます。

    sxd10_p021.png

    参考

    エクスポート]ボタンをクリックすると、データ表示エリアに表示されているデータをCSVファイルとして出力できます。

  6. OK]ボタンをクリックします。

    設定が終了します。

    実行時、属性式のSET_CSV関数を使用してデータファイルの指定を変更する場合は次の手順に進んでください。

属性式を使用し、取り込むCSVファイルを実行時に任意に指定する

  • チャートエリアの属性式で次の書式で指定します。詳細は「SET_CSV」を参照してください。

    SET_CSV(CSVファイルのパス_string,<エンコーディング_string>)

関連項目