5-3-2 計算式・編集式の結果をシミュレーションする
設定した計算式・編集式の結果をシミュレートして、式が正常に動作するか、または式の構文が正しいかどうかを確認できます。
式の動作は、次の手順で確認します。
[結果の確認]ボタンをクリックします。
[計算式]ダイアログ
各変数の[データ]欄をクリックし、任意の値を入力します。
データを""(ダブルクォーテーション)で括る必要はありません。 文字型データの場合も同様です。
[結果の確認]ダイアログ
[確認]ボタンをクリックします。
設定した式によって計算・編集された結果が[結果]欄に表示されます。
例に従って入力すると「2000」と表示されます。
参考
数値型フィールドに対して「A」のような文字データを入力すると、内部的にデータを「0」として扱うため、結果として「0」が表示されます。
[変数名]の数量に「A」を入力した場合
制限
結果の確認では、統計関数・システム変数については、入力したデータをそのまま結果として戻します。PAGE関数については、結果として必ず「1」が戻ります。
実際の演算結果については実際に出力をしないと確認できませんので、注意してください。
参考
フィールドのデータ型が文字型の場合は、[結果]欄には、設定するデータに文字列としての""(ダブルクォーテーション)が付加された値が表示されます。
そのため、データを「帳票商事」と入力した場合は、「"帳票商事"」が結果として表示されます。データを「"帳票商事"」と入力した場合は、「""帳票商事""」が結果として表示されます。

「帳票商事」と入力した場合(左)と「"帳票商事"」と入力した場合(右)