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5-1 計算式・編集式の基本事項

計算式・編集式を使用すると、他のフィールドのデータを参照した値の出力や、設計関数を用いて印刷データを制御した出力が可能です。

計算式・編集式を使用して出力データを制御するには、計算式・編集式についての基本事項を理解しておく必要があります。

ここでは、フィールドに初期値として格納されるデータ値と、計算式・編集式での処理結果の違いについて説明します。

フィールドの初期値

SVF Cloud Designerでは、フィールドのデータ型が文字型か数値型かによって、フィールドバッファに保存されるデータの初期値が異なります。

  • 文字型フィールド: ""(空文字列)

  • 数値型フィールド: 0(ゼロ)

注意

数値型フィールドでは、上位アプリケーションからデータが入力されなかった場合でも初期値として0(ゼロ)が格納されます。そのため、上位アプリケーションからの値の入力の有無を判断できません。

数値データの入力の有無(0・NULL判断)を確認するには、数値データであっても文字型フィールドにデータを格納する必要があります。