3-3 帳票定義を新規作成する
新規に帳票定義を作成する手順は次のとおりです。
ツールバーの[新しい帳票定義]ボタン
をクリックします。[新しい帳票定義]ダイアログで、各種項目を設定します。

項目
説明
(1)様式の言語
帳票設計で使用する言語を指定します。日本語以外の言語を使用する場合は、「付録5 日本語以外の言語での帳票出力」を参照してください。
参考
アイテム既定値は、ここで指定した言語の既定値を使用します。
(2)帳票の種類
帳票の種類を選択します。
項目
説明
新規フォーム
新規に帳票を設計する際に指定します。
システムテンプレート
あらかじめ用意された帳票テンプレートから設計する際に指定します。
用意されている帳票テンプレートの詳細は「付録3 システムテンプレート一覧」を参照してください。
注意
選択可能な帳票テンプレートが表示されるのは、[様式の言語]が「日本語」の場合のみです。
ユーザーテンプレート
ユーザーが作成した帳票テンプレートから設計する際に指定します。
(3)帳票定義リスト
(2)で選択した新規のフォームまたは帳票テンプレートのサムネイルが表示されます。
(4)テンプレートの絞り込み機能
帳票テンプレートから設計する場合に、(3)に表示されるテンプレートをキーワードで絞り込みます。
絞り込むためのキーワードはテンプレート名の一部または全部で、大文字と小文字の区別はありません。
(5)新規帳票定義の設定
帳票定義の情報を設定します。「*」は必須入力項目です。
項目
説明
帳票定義名*
帳票定義名を指定します。
入力された帳票定義名はエクスプローラーに表示されます。
注意
次の記号は入力できません。
\ / * : ? " < > |
拡張子(.xml)は含めないでください。
解像度(dpi)
[新規フォーム]の場合に用紙の解像度を指定します。
注意
[解像度(dpi)]を変更して出力できる機種は、DotPrinter、 FiBridgeII、EMFのみです。それ以外の機種で[解像度(dpi)]を変更して出力すると「-37」エラーが発生します。
備考
コメントを入力します。
入力できる文字数は全角、半角区別なく、255文字です。
注意
サロゲートペア文字は1文字で「2」としてカウントされます。
参考
サロゲートペア文字
Unicodeのコードポイント0x10000~0x10FFFFの範囲に含まれる文字は、16ビットの文字コードでは表現できません。
そこで、UTF-16では、16ビットUnicodeの未定義領域のコード2つをペアにして、それらの文字を表現する方法を導入しています。それを「サロゲートペア(代用対)」と呼びます。
サロゲートペアで表現される文字の中で、JIS X 0213:2004で追加された304文字を、本マニュアルでは便宜上、「サロゲートペア文字」と呼びます。
[OK]ボタンをクリックします。フォームデザイナーが表示されます。