7-2 共通の関数
Universal Connect/Xで指定できる一般的な関数と、指定方法について説明します。
各引数の詳細は『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』の「3-2 共通関数」を参照してください。
関数名 | 機能 | SVF Cloud連携時の使用可否 |
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スプール文書名の指定 | ||
ユーザー名の指定 | ||
XML様式ファイルの指定 | ||
出力先の指定 | ||
印字位置調整(ドット単位)の設定 | ||
印字位置調整(1/10ミリ単位)の設定 | ||
10進演算ライブラリサポートの指定 | ||
スプールモードの指定 | ||
出力ファイル名の指定 | ||
出力部数の指定 | ||
SVFロケールの指定 | ||
SVFエンコーディングの指定 | ||
複数コマンド使用時の固定長スキーマの指定 | ||
自動リンクフィールドの動作方式の設定 | ||
拡大縮小モードの指定 |
VrSetDocName2
機能 | スプール文書名の指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | スプールする文書データに文書名を指定します。 また、SVF for PDFで作成されたPDF文書のプロパティにタイトルを指定します。 invoiceAgent 文書管理にアーカイブする場合は、帳票のファイル名(拡張子を含まない)を指定します。 |
使用例 |
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VrSetUserName
機能 | ユーザー名の指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | スプールする文書データにユーザー名を指定します。 |
使用例 |
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VrSetForm
機能 | XML様式ファイルの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 動作設定で指定されているXML様式ファイル名の設定ではなく、ここで指定されたXMLNameで実行します。パス名を省略する場合の参照先は、[実行様式ファイル検索パス]の設定に従います。 [実行様式ファイル検索パス]の設定方法については、「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」の 「実行様式ファイル検索パス]」を参照してください。 また、modeは動作設定画面の出力モードの設定で、4か5のどちらかを指定します。4の場合は「ソートしない」、5の場合は「ソートする」で設定されます。 |
使用例 |
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VrSetPrinter
機能 | 出力先の指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 動作設定で指定されている出力先の設定ではなく、ここで指定されたprinter(プリンター機種名)とport(プリンター名)に出力します。「printer」は指定しなくても「port」から自動設定されますので、通常指定する必要はありません。 |
使用例 |
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注意
印刷実行とファイル出力をこの関数で切り替えて行う場合は、必ず「OutputSpoolMode(CSV)、outputspoolmode(XML)」を併用するか、動作設定で[スプールモード]を「環境設定に従う」に設定してください。また、ファイルを作成する場所やファイル名を指定したい場合は、「VrSetSpoolFileName2(CSV)、file(XML)」を併用してください。
VrAdjustd2
機能 | 印字位置調整(ドット単位)の設定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 印字位置をドット単位で移動します。設定値は、印刷実行処理の1要求時の間だけ有効です。 |
使用例 |
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VrAdjustm2
機能 | 印字位置調整(1/10ミリ単位)の設定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 印字位置を1/10ミリ単位で移動します。設定値は、印刷実行処理の1要求時の間だけ有効です。 |
使用例 |
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VrSetCalcMode
機能 | 10進演算ライブラリサポートの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 15桁以上の数値データを扱う場合に指定します。この関数を使用することで、最大33バイトの数値データを演算できます。 |
使用例 |
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OutputSpoolMode
機能 | スプールモードの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 環境設定上で指定されているスプールモードの設定ではなく、ここで指定されたスプールモードに従って出力します。 |
使用例 |
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注意
SVF for Web/Clientを利用している場合は、この関数を指定してファイル圧縮をするか、動作設定で[スプールモード]を[ファイルを圧縮して出力する]に設定してください。
ファイル出力するプリンター機種を選択している場合は、[印刷する]に指定をしても動作しません。
VrSetSpoolFileName2
機能 | 出力ファイル名の指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 動作設定で指定されている出力ファイル名ではなく、ここで指定されたPDFFileNameでファイルを作成します。 |
使用例 |
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注意
パスを指定せず、ファイル名のみを指定した場合には、データファイルが存在しているディレクトリにファイルが作成されます。
ファイル出力処理以外のJOBを実行する場合は、使用できません。
VrCopy
機能 | 出力部数の指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 同一ページを指定した部数印刷します。 |
使用例 |
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注意
部数を指定していないにもかかわらず同じページが何枚も出力されてしまう場合には、デバイスのパネルからステータスシートを出力し、「コピー枚数」や「印刷部数」などの項目を確認してください。複数枚指定されていると、その枚数分出力されます。
VrSetLocale
機能 | SVFロケールの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 動作設定で指定した「SVFロケール」の設定を変更する場合に使用します。指定可能なロケールは、『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』の「3-2 共通関数」を参照してください。 |
使用例 |
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SvfEncode
機能 | SVFエンコーディングの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 動作設定で定義した「SVFエンコーディング」の設定を変更する場合に使用します。 |
使用例 |
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SetSchema
機能 | 複数コマンド使用時の固定長スキーマの指定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 複数コマンドが埋め込まれた固定長ファイルのスキーマ情報を指定します。 |
使用例 |
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注意
指定したデータファイルディレクトリのschema.iniを使用する必要があります。
動作設定で[ファイル定義]に /*FLD*/ を指定し、[CSV 複数コマンド処理モード]にチェックを付けてください。
VrComout=ALNK n
機能 | 自動リンクフィールドの動作方式の設定 |
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関数 |
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引数 |
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説明 | 自動リンクフィールドの動作方式を設定します。詳細は『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』の「3-2 共通関数」を参照してください。 |
使用例 |
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VrComout=REDU n
機能 | 拡大縮小モードの指定 | ||||||||||||||||
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関数 |
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引数 |
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説明 | 出力先に対し、拡大縮小モードを設定します。詳細は『SVF Java PRODUCTS API関数 リファレンスマニュアル』の「3-2 共通関数」を参照してください。 | ||||||||||||||||
使用例 |
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