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4-6-1 [置換マスター]の操作と設定

置換マスターファイルは、[置換マスター]ダイアログで設定します。置換マスターの概要は、「4-6 置換マスターの設定」を参照してください。

参考

置換マスターでSVF Cloud上の様式ファイルやプリンターを利用する場合は、事前にSVF Cloud接続設定を登録しておく必要があります。

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[置換マスター]ダイアログ

[置換マスター]操作の流れ

  1. 動作設定で[ツール]-[置換マスター]を選択するか、12517642_12518121.gifボタンをクリックして、[置換マスター]ダイアログを表示します。

  2. [編集]-[フィールド名を参照]を選択するか、12517642_12517992.gif (D)ボタンをクリックします。

  3. [フィールド選択]ダイアログで、[ディレクトリ]欄右の12517642_12517981.gifボタンをクリックして、[ディレクトリ選択]ダイアログを表示します。

  4. ファイル書式定義のファイルがあるディレクトリを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    12517524_12517785.png

    [ディレクトリ選択]ダイアログ

  5. ファイル定義を選択すると、[フィールド一覧]に表示可能なフィールド名が表示されます。

    参照するフィールド名の[表示]欄にチェックを付けて、[OK]ボタンをクリックします。

    12517524_12518024.png

    [フィールド選択]ダイアログ

    注意

    チェックを付けるフィールドは1か所にしてください。複数のフィールドにチェックを付けると意図しない置換結果になる場合があります。

  6. 置換マスターでSVF Cloud上の様式ファイルやプリンターを使用する場合には、[編集]-[SVF Cloud接続設定]を選択するか、12517642_40699238.pngボタンをクリックし、利用する接続設定IDを指定します。

    参考

    SVF Cloud接続設定が1つも登録されていない場合は、 12517642_40699238.pngボタンは表示されません。

  7. [置換マスター]ダイアログで、参照するフィールド名を選択した後、右側ペインの12517642_12518011.gifボタンをクリックしてアイテムを追加します。

  8. 参照するフィールド名の[データ]、およびデータに応じて変わる項目を設定します。

    12517524_12517874.png

    [置換マスター]ダイアログ

  9. [ファイル]-[保存]を選択するか、12517642_12518005.gifボタンをクリックして、設定を保存します。

    保存成功メッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。[入力設定]の[置換マスター]で指定されたデフォルト拡張子が自動的に付与され、置換マスターファイルが作成されます。

    一度作成した置換マスターファイルを編集するには、[置換マスター]ダイアログで12517642_12517981.gifボタンをクリックし、置換マスターファイルを選択します。

[置換マスター]の操作と設定 フィールド名一覧(1)

操作

説明

フィールド名の追加

12517642_12518011.gif (A)ボタンをクリックすると、フィールド名の[追加]ダイアログが表示されます。追加するフィールド名を入力し、[OK]をクリックします。

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[追加]ダイアログ

参考

フィールド名を追加したときに表示される12517642_12517961.pngアイコンは、フィールドに対してデータや実行様式名などのアイテムが未設定であることを表しています。

フィールド名の変更

12517642_12517974.gif (B)ボタンをクリックすると、フィールド名の[変更]ダイアログが表示されます。変更するフィールド名を入力し、[OK]をクリックします。

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[変更]ダイアログ

フィールド名の削除

削除するフィールド名を選択し、12517642_12518120.gif (C)ボタンをクリックすると、削除確認メッセージが表示されます。[OK]をクリックします。

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削除確認メッセージ

[置換マスター]の操作(2)

操作

説明

アイテムの追加

アイテムを追加するフィールド名を選択し、12517642_12518011.gif (F)ボタンをクリックすると、アイテムが1行追加されます。

アイテムの切り取り

切り取るアイテムを選択し、12517642_12517973.gif (G)ボタンをクリックすると、選択したアイテムが切り取りされます。

アイテムのコピー

コピーするアイテムを選択し、12517642_12517986.gif (H)ボタンをクリックすると、選択したアイテムがコピーされます。

コピーまたは切り取りしたアイテムを挿入

アイテムをコピーまたは切り取りした後、挿入したいアイテム行を選択して12517642_12518107.gif (I)ボタンをクリックすると、コピーまたは切り取りしたアイテムが選択した行の上に挿入されます。

アイテムを削除

削除するアイテムを選択し、12517642_12518120.gif (J)ボタンをクリックすると、選択したアイテムが削除されます。

並び替えモード

12517642_12518128.gif (K)ボタンをクリックすると、12517642_12517954.gifボタンと12517642_12517969.gifボタンが表示され、並び替えモードになります。再度12517642_12518128.gif (K)ボタンをクリックすると並び替えモードは解除されます。

並び替えるアイテムを選択し、12517642_12517954.gifボタンをクリックすると上に、12517642_12517969.gifボタンをクリックすると下に移動します。

一括設定

12517642_12517964.gif (L)ボタンをクリックすると、[一括設定]ダイアログが表示されます。各カラムの詳細は「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」を参照してください。

参考

Shift、またはCtrlキーを押しながら複数のアイテムを選択して、12517642_12517964.gif (L)ボタンをクリックすると、「更新」カラムが追加された[一括設定]ダイアログが表示されます。

  • 選択した複数のアイテムをまとめて同じ値に設定できます。値を変更する場合は、[更新]にチェックを付けて値を変更します。

  • 値のベースになるアイテムがダイアログの最上部に表示されます。

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    [一括設定]ダイアログ

表示項目設定

12517642_12518115.gif (M)ボタンをクリックすると、[表示項目設定]ダイアログが表示されます。

[表示]欄にチェックを付けるとカラム名が[置換マスター]ダイアログで表示され、チェックを外すと非表示になります。

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[表示項目設定]ダイアログ

  • 並び替えるカラム名を選択し、12517642_12517954.gifボタンをクリックすると上に、12517642_12517969.gifボタンをクリックすると下に移動します。

  • 12517642_12517965.gifボタンをクリックすると、すべての[表示]欄が規定値で表示されます。

  • 12517642_12518118.gifボタンをクリックすると、すべての[表示]欄にチェックを付けます。

  • 12517642_12517996.gifボタンをクリックすると、すべての[表示]欄のチェックを外します。

アイテムの文字列を検索

12517642_12517984.gif (N)ボタンをクリックすると、[検索]バー(P)が表示されます。

[検索]欄に検索するアイテムの文字列を入力し、Enterキーを押すと検索結果が表示されます。

  • 12517642_12517969.gif次を検索]ボタン、または[12517642_12517954.gif前を検索]ボタンをクリックするごとに、検索された文字列を含むカラムが切り替わります。

  • [大文字/小文字を区別]欄にチェックを付けると、検索する文字列の大文字/小文字を区別して検索します。

アイテムの総数

選択したフィールド名に含まれるアイテムの総数(O)を表示します。

[置換マスター]の設定 置換項目一覧(2)

項目

説明

データ*

選択したフィールドの置換対象となるデータを入力します。

例えば、仕入先名が「ウイングアーク商事株式会社」、「株式会社ウイングアーク設計」のときに、使用する様式フォームを変更するよう設定するには、次のように入力します。

上記以外の仕入先名を指定するときは、「*」を入力します。

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[置換マスター]-データ*

実行様式名

データとひも付けるXML様式ファイルの名前が表示されます。

XML様式ファイルを変更する場合は、12517642_12518010.gifボタンをクリックして表示される、[ファイル名を参照]から行います。SVF Cloud接続設定を指定している場合は、[SVF Cloud上の様式名を参照]から行います。

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[置換マスター]-実行様式名

出力先

印刷データをどの出力先に出力するかを設定します。

12517642_12518010.gifボタンをクリックして[出力先一覧を参照]を選択すると、現在利用できる出力先を表示できます。SVF Cloud設定を指定している場合は、指定したSVF Cloud設定の[プリンター設定]に登録されている出力先が表示されます。

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[置換マスター]-出力先一覧

出力モード

印刷データを印刷するときにソートするどうかを設定します。設定するカラム上でクリックして表示される中から選択します。

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[置換マスター]-出力モード

出力ファイル名

[ジョブ]で設定した[出力ファイル名]を置換する場合に設定します。次の指定がされているときに、有効な設定です。

  • [ジョブ]の[スプールモード]が「ファイル出力する」、または「ファイルを圧縮して出力する」

  • [ジョブ]の[スプールモード]が[環境設定に従う]、かつSVF環境設定で「印刷する」以外に指定されている

    出力ファイル名を設定するには、設定するカラム上でクリックをして入力します。

拡張子名

出力するファイルに付加する拡張子をアイテムごとに設定できます。

直接カラムに拡張子を入力すると、出力ファイルにその拡張子を付加します。

12517642_12518010.gifボタンをクリックして表示される「拡張子なし」を指定すると、「%NOEXT%」とカラムに入力され、出力ファイルに拡張子が付加されません。

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[置換マスター]-拡張子名

外部プログラム起動

SVF印刷処理終了後に、外部プログラムを起動するか、起動しないかを設定します。

12517642_12518001.gifボタンをクリックすると、[外部プログラム起動]ダイアログが表示されます。

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[置換マスター]-外部プログラム起動

  • ジョブに従う

    動作設定での外部プログラム起動に関する設定に従います。

    外部プログラムを起動する際に、固定値または指定子「%f」を引数として渡すように設定できます。指定子「%f」はUniversal Connect/Xで処理したファイルの絶対パスを外部プログラムに渡します。

    • 固定値を渡す場合

      例: C:¥SVFTEST¥test.exe -10

    • 指定子%fを渡す場合

      例: C:¥SVFTESTtest.exe %f

    制限

    外部プログラム起動実行時に設定できる指定子は「%f」のみです。

  • 起動しない

    SVF印刷処理終了後に、外部プログラムを起動しません。

  • 起動する

    SVF印刷処理が正常終了した場合と、異常終了した場合で、異なる外部プログラムを起動します。

    [正常時]、[異常時]欄で、12517642_12517981.gifボタンをクリックして選択するか、手入力で起動するプログラムを指定します。

  • 正常時/異常時 起動する

    SVF印刷処理が正常終了した場合と、異常終了した場合で、同じ外部プログラムを起動します。

    12517642_12517981.gifボタンをクリックして選択するか、手入力で起動するプログラムを指定します。

メール送信(*1)

生成された出力ファイルをメールで送信できます。

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[置換マスター]-メール送信

デフォルトでは[ジョブに従う]にチェックが付いています。

[動作設定]の[メール設定]から内容を変更したい場合は、[メール送信する]にチェックを付けて任意の設定をします。

文書名(*3)(*5)

RDEにスプールする文書名、SVFスプーラーで表示される文書名、およびPDFファイル出力時の文書のプロパティ(タイトル)を設定します。

ユーザー名(*4)(*5)

RDEのユーザー名、またはセキュリティプリント機能で使用するユーザー名を設定します。

コンピューター名(*2)(*5)

スプール先のRDEがインストールされているコンピューター名を設定します。

自動印刷先(*2)(*5)

スプール先のRDEに登録されているプリンターの中から、出力プリンターを手動入力で設定します。

文書カラム(*2)(*5)

スプール先のRDE側で追加表示させるカラムの項目名と値を設定します。

詳細は「4-3-1 [ジョブ]の操作と設定」の「文書カラム」を参照してください。

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[置換マスター]-文書カラム

*1 Universal Connect/X Mail Editionをご利用している場合にのみ表示される機能です。

*2 RDEを利用している場合にのみ表示される機能です。

*3 RDEを利用している場合、またはService Pack 2を適用した場合に表示される機能です。

*4 RDEを利用している場合、またはService Pack 4を適用した場合に表示される機能です。

*5 SVF Cloudを使用する場合、RDEへのスプールはできません。