2-4-1 独自プロトコルの場合
Universal Connect/Xサーバーは、クライアントコンピューターやユーザーアプリケーションとHTTPサブセットの独自プロトコルで通信しています。Universal Connect/Xサーバーのポート番号やタイムアウトなどの設定は、お使いの環境に合わせて変更できます。

独自プロトコルで通信する場合の概念図
Universal Connect/Xサーバーの設定を変更する手順を、Windows環境を例に説明します。
「インストール先\conf\serverconfig.properties」の設定値を変更します。
「serverconfig.properties」をテキストエディターで開くと次のように表示されます。
port、bindaddr、timeoutの設定値を任意の値に変更して、保存します。詳細は「オプション」を参照してください。
port=44080 backlog=50 bindaddr=0.0.0.0 classprefix=jp.co.fit.UniCon;jp.co.fit.SimpleHttpd timeout=20000 defaultdocument=index.html uriencoding=UTF-8
[スタート]-[コントロール パネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択し、[サービス]画面を開きます。
Windows Server 2012の場合は、デスクトップ画面でWindows+Xキーを押して、[コントロール パネル]を開いてください。
サービス名「UCX Server Service」を選択し、サービスを再起動します。
参考
UNIX/Linux環境でサービスを再起動する手順は、「2-3-3 サーバーの起動と停止(UNIX/Linux版)」を参照してください。
オプション
独自プロトコル通信のオプションは、プロパティファイル(serverconfig.properties)で設定します。
serverconfig.propertiesファイルのオプションは次のとおりです。
注意
記載されている項目のみ設定してください。
オプション | 説明 |
---|---|
bindaddr | Universal Connect/Xサーバーを、特定のアドレスだけにバインドするように指定します。 「0.0.0.0」の場合は、現在サーバー上で有効なすべてのインターフェイスにバインドします。指定がない場合の設定は、「0.0.0.0」です。 |
port | Universal Connect/Xサーバーが特定のポートに対してのリクエストを受け付ける (listenする)ように指定します。 ポートと共にbindaddrを指定した場合は、指定されたポートとインターフェイスに対して待ち受け(listen)します。指定がない場合の設定は、「44080」です。 |
timeout | 読み込みタイムアウト(ミリ秒数)を指定します。指定がない場合の設定は、「60000(60秒)」です。 |