日本語以外の言語の帳票を出力したい

出力する言語によって、必要な設定が異なります。

次の言語は、帳票レイアウト作成時にロケールを指定することで出力できます（エンコードは自動選択されます）。

次の言語は、帳票レイアウト作成時にロケールを「英語」に指定し、出力したい言語に合わせたエンコードを指定することで出力できます。

使用できる帳票レイアウトは、拡張子が「xml」の帳票レイアウトのみです。

また、使用できるPDLやフォントは出力する言語ごとに異なります。詳細は、『SVF Cloud Designer 帳票作成ガイド』の「付録5　日本語以外の言語での帳票出力」の「機種」や「使用可能なフォントの種類」を参照してください。

SVF Cloud for Salesforceの場合

設定のポイントは、次のとおりです。手順の詳細は「2. Sandbox環境でSVFボタンの設定をする」を参照してください。

帳票レイアウト作成時に、ロケール（［SVF帳票レイアウト新規作成］画面－［ロケール］）を指定する。
指定する値は、「出力する言語ごとの設定」を参照してください。
SVFボタン作成時に、エンコード（［SVFボタン設定］画面－［帳票レイアウト］－－［SVFエンコード］）を指定する。
指定する値は、「出力する言語ごとの設定」を参照してください。
なお、エンコードを指定できるのは、次の条件を満たす帳票レイアウトです。
- ［SVFロケール］が「英語」
- ［SVFボタン設定］画面－［帳票レイアウト］で、一番上にある帳票レイアウト
  出力条件を設定した帳票レイアウトが一番上にある場合は、各条件値の一番上にある帳票レイアウト
  図 1. 帳票レイアウトが一番上の場合
  
  図 2. 出力条件付きの帳票レイアウトが一番上の場合

設定のポイントは、次のとおりです。

帳票レイアウト作成時にロケール（［SVF帳票レイアウト新規作成］画面－［ロケール］）を指定する。
指定する値は、「出力する言語ごとの設定」を参照してください。
ユーザーアプリケーション内で、エンコードを指定する。
指定する値は、「出力する言語ごとの設定」を参照してください。
APIで指定する場合は「defaultSvfEncode」を、CSVファイルで関数を指定する場合は「SvfEncode」を指定します。それぞれの詳細は『SVF Cloud WebAPI リファレンス』の「2-2　印刷」や「2-2-1　CSVデータの形式」を参照してください。

出力する帳票の言語	帳票レイアウトの言語	ロケール	エンコード
日本語	日本語	ja	MS932（自動設定）
英語	英語	en	CP1252（自動設定）
中国語簡体字	中国語簡体字	zh_CN	MS936（自動設定）
中国語繁体字	中国語繁体字	zh_TW	MS950（自動設定）
韓国語	韓国語	ko	MS949（自動設定）
フランス語	フランス語	fr	CP1252（自動設定）
チェコ語	チェコ語	cs_CZ	CP1250（自動設定）
タイ語	タイ語	th_TH	MS874（自動設定）
スペイン語	英語	en	CP1252
ポルトガル語	英語	en	CP1252
ドイツ語	英語	en	CP1252
イタリア語	英語	en	CP1252
オランダ語	英語	en	CP1252
インドネシア語	英語	en	CP1252
アイルランド語	英語	en	CP1252
ポーランド語	チェコ語	cs_CZ	CP1250
スウェーデン語	英語	en	CP1252
ノルウェー語	英語	en	CP1252
マレー語	英語	en	CP1252
カタルーニャ語	チェコ語	cs_CZ	CP1250
ハンガリー語	チェコ語	cs_CZ	CP1250
ルーマニア語	チェコ語	cs_CZ	CP1250
ロシア語	英語	en	CP1251
ギリシャ語	英語	en	CP1253
ベトナム語	英語	en	CP1258
トルコ語	英語	en	CP1254