スクリプト編集が必要な帳票出力の設定

SVF Cloud for ServiceNowの［印刷設定］モジュールで作成した帳票出力スクリプトを編集することで、次のような帳票出力の設定ができます。

なお、帳票の出力形式によって、設定の可否が異なります。

帳票の出力形式と設定の可否

括弧内は、帳票レイアウトの種類です。

括弧内は、帳票レイアウトの種類です。

［印刷設定］モジュールでのマッピングの上限件数は100件ですが、帳票出力スクリプトを編集することで、より多くのマッピングを定義できます。

マッピングを追加するためには、帳票出力スクリプトの「mapping」内にマッピングを追記します。

［印刷設定］モジュールでマッピングできるのは、［テーブル/ビュー名］で指定したテーブルまたはビューのフィールドのみですが、帳票出力スクリプトを編集することで、他テーブルや他ビューのフィールドともマッピングできます。

他テーブルや他ビューのフィールドとマッピングするためには、ドット連結を使用します。

例

"resolver_title":"resolved_by.title"

mapping内のServiceNowのフィールド名を次の記述に変更することで、固定文字列を帳票レイアウトのフィールドに出力できます。

x_wa1_svfcloud.StaticValue(<固定文字列>)

例

mapping: {
	"category":x_wa1_svfcloud.StaticValue("購入"),
}

出力した帳票をZIP圧縮してダウンロードします。

「pdf()」部分は、出力する帳票の形式によって記述が異なります。

変更前

svf.pdf().download();

変更後

svf.setMode("archive").pdf().download();

出力した複数の帳票を、1つのPDFファイルにまとめてダウンロードします。

変更前

svf.pdf().download();

変更後

svf.setMode("concat").pdf().download();

出力したPDFファイルの帳票に、文書を開くためのパスワードを設定します。

「download()」部分は、帳票の出力形式によって記述が異なります。

変更前

svf.pdf().download();

変更後

svf.setPassword(<パスワードの文字列>).pdf().download();

出力した帳票を直接ダウンロードせずに、帳票のダウンロード用URLを返します。

「pdf()」部分は、出力する帳票の形式によって記述が異なります。

変更前

svf.pdf().download();

変更後

svf.pdf().getLocation();

帳票のプレビューを生成し、プレビュー画像のダウンロード用URLを返します。

なお、SVF Cloudのポイントは消費されません。

変更前

svf.pdf().download();

変更後

svf.pdf().getImageDownloadURL(<プレビュー対象のページ番号（1ページのみ）>);