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参考情報

Virtual Relation構築のヒント

ガバナ制限を超過する場合のヒント

Salesforceのガバナ制限の超過により動作しない場合は、次のような設定を検討してください。

  • 結合条件 / 絞り込み条件]で指定した項目を、[出力条件]でソート条件の項目としても指定する。

  • 出力するレコードの件数が多過ぎる場合は、[結合条件 / 絞り込み条件]を設定する。

  • 結合条件 / 絞り込み条件]-[条件式]でOR条件を指定する代わりに、同様の条件を表すSalesforceの数式項目を使う。

パフォーマンス向上のためのヒント

パフォーマンスを向上させるために、[結合条件 / 絞り込み条件]で指定する項目には、カスタムインデックスの指定を検討してください。

消費するリソースの参考値

Virtual Relationを使って帳票を出力したときに、発行されるSOQL クエリ、取得されるレコードの数、CPUの時間については、次の例を参考にしてください。

なお、記載されている数値は参考値であり、お客様の環境でのパフォーマンスを保証するものではありません。

複数の階層のオブジェクトから出力する例

基点オブジェクトの1レコードに、子オブジェクト、孫オブジェクト、ひ孫オブジェクトのレコードを関連づけて出力します。

  • オブジェクト構成

    illust_resource_deepMulti.png
  • 各オブジェクトから出力する項目の数

    オブジェクト(括弧内はVirtual RelationのAPI名)

    項目数

    Account

    17

    Contact

    6

    Opportunity(primeOpportunity__v)

    7

    Account(child__v)

    16

    Contact(ceo__v)

    2

  • 発行されるSOQL クエリと、取得されるレコードの数

    • 発行されるSOQL クエリの総数

      12件

    • 取得されるレコードの総数

      45件

  • CPUの時間

    1,708ミリ秒

大量のレコードを出力する例

基点オブジェクトの200レコードに、子オブジェクトのレコードを関連づけて出力します。

  • オブジェクト構成

    illust_resource_simple.png
  • 各オブジェクトから出力する項目の数

    オブジェクト(括弧内はVirtual RelationのAPI名)

    項目数

    Account

    16

    Opportunity(important__v)

    10

    Contact(ceo__v)

    13

  • 発行されるSOQL クエリと、取得されるレコードの数

    • 発行されるSOQL クエリの総数

      87件

    • 取得されるレコードの総数

      803件

  • CPUの時間

    14,492ミリ秒