Experience Cloudから呼び出す
Experience CloudからSVF Cloud for Salesforceを呼び出して帳票を出力するためには、プレビュー画面を生成するVisualforce ページ「PreviewPage」を呼び出します。
なお、ボタンを作成したオブジェクトの複数レコードから帳票を出力する場合は、本ページではなく「出力するデータを指定する」を参照してください。
制限
Lightning Experienceを使う場合、複数のボタンを内包する「ドロップダウンボタン」は使えません。
選択できる帳票の出力方法は、帳票レイアウトを作成したツールによって異なります。
帳票の出力方法
SVF Cloud Designer
Microsoft Excel
Microsoft Word
PDFファイルをダウンロード
Excelファイルをダウンロード
*1
*1
Wordファイルをダウンロード
ZIP圧縮してダウンロード
(PDFファイル)
(Excelファイル)
(Wordファイル)
Salesforceのレコードに添付
(PDFファイル)
(Excelファイル)
(Wordファイル)
*1 帳票レイアウトを作成したツールによって、フィールドがないページの出力のされ方が異なります。詳細は『SVF Cloud 管理ガイド』の「帳票レイアウトを作成したい」の「Excelファイル出力の違い(SVF Cloud Designer、Microsoft Excel)」を参照してください。
アクセス権を付与する
ボタンの呼び出しを開発するユーザーや、実際にボタンを使うユーザーは、次のリソースにアクセスできる必要があります。
Salesforceオブジェクト
Salesforceオブジェクトの項目
Visualforce ページ
Salesforce API(APIアクセス権がない場合)
アクセスできない場合は、「アクセス権を付与する」を参照してアクセス権を付与してください。
SVF Cloud Managerでボタンを作成する
SVF Cloud Managerでボタンを作成します。
手順の詳細は、『SVF Cloud 管理ガイド』の「帳票を出力する」を参照してください。
ボタンの名前を確認する
SVF Cloud Managerで作成したボタンの名前を確認します。
SVF Cloud Managerにログインします。
[SVFボタン設定]をクリックします。
Salesforceログイン画面が表示された場合は、ログイン情報を入力してログインします。
[SVFボタン]の一覧から、作成したボタンを選択します。
[SVFボタン情報]-[名前]の値を、メモ等に控えます。
以上で、ボタンの名前の確認は完了です。
Visualforce ページを呼び出す
プレビュー画面を生成するVisualforce ページ「PreviewPage」を呼び出します。
呼び出しには、「PreviewPage」とは別のVisualforce ページでGETメソッドを使います。
JavaScriptかApexで、次のパラメーターを設定します。
パラメーター
説明
id
15桁か18桁の、sObjectのidを指定します。
idの取得およびパラメーターへの設定部分は、必要に応じて開発してください。
buttonFullName
SVF Cloud Managerで作成したボタンの名前を指定します。
注意
名前空間は「svfcloud」です。必要に応じて付与してください。
以上で、Experience CloudからSVF Cloud for Salesforceのプレビュー画面を呼び出すための作業は完了です。