4-12-1 テスト印刷の操作
テスト印刷は、次の手順で行います。
ツールバーの[印刷]ボタン
をクリックします。
[テスト印刷]ダイアログで、各種項目を設定します。
[テスト印刷]ダイアログで[手動モード]をクリックした場合(左)と[テストデータ取り込みモード]をクリックした場合(右)
項目
説明
印刷モード
テストデータ作成時のモードを選択します。
標準印刷
印字フィールドの設定が有効になります。
印字フィールドの設定に従いテストデータを作成して出力します。
簡易印刷
1レコード分のテストデータを出力します。
プリンター
SVF環境設定で作成したプリンターから、出力先プリンターを指定します。
注意
PDFオプションが利用できるSVF実行部Ver. 9.2がインストールされている場合は、テスト印刷に使用するPDFプリンターが自動で作成されます。
そのほかのプリンターを使用する場合は、SVF環境設定で事前にプリンターを作成、登録する必要があります。
名前
出力先プリンターを選択します。
SVF環境設定で登録されたプリンターが表示されます。
印字フィールド設定
テスト印刷する際に使用する、テストデータの作成方法を設定します。
手動モード
作成するテストデータの[桁数]と[名前]の行数を指定します。
桁数
サブフォーム上の明細レコードに対する設定です。テスト印刷時、明細レコードがここで指定した行数分作成されます。明細レコード内のフィールドは"XXXX"で表示されます。
名前
サブフォーム上の明細レコードに対する設定です。テスト印刷時、明細レコードがここで指定した行数分作成されます。明細レコード内のフィールドは"フィールド名"で表示されます。
先に印刷
プレビュー表示時の[桁数]と[名前]の配置順序を設定します。チェックを付けたデータを先に配置します。
テストデータ取り込みモード
テストデータを取り込んで、テスト印刷を行います。使用できるファイル形式は、カンマ、タブ区切りのCSVファイルです。タブ区切り形式は、Service Pack 2で対応しています。
CSVファイルの書式については、次項の「4-12-2 テストデータ取り込みモードで使用するCSVファイルの書式」を参照してください。
なお、制御コマンド「<start><end>」で囲われた関数を指定しているCSVファイルは、テストデータとして使用できません。
ファイル選択(CSV)
CSVファイルを指定します。
あらかじめ帳票定義の指定の場所にアップロードされているCSVファイルを選択する場合は、リストからCSVファイル名を指定します。
アップロードされていないCSVファイルを選択する場合は、[帳票定義へファイル追加]ボタン
をクリックしてCSVファイルをアップロードします。
詳細は、「4-13-3 その他のファイル」を参照してください。
文字コード
CSVファイルのエンコードを指定します。
区切り文字(Service Pack 2対応)
CSVファイルの区切り文字を指定します。
印刷範囲
テスト印刷する範囲を指定します。
すべて
すべての綴りページを印刷します。
綴り指定
印刷する綴りページのチェックを付けます。
[プレビュー]ボタンをクリックします。
出力結果がプレビュー画面に表示されます。
テスト印刷の処理内容は、デバッグログで確認できます。SVF環境設定の[デバッグ設定]タブで、デバッグログの出力有無や、出力先のディレクトリなど設定できます。
参考
[テストデータ取り込みモード]は、サブフォーム、レコードが設計されていない帳票でもVrSetForm関数のモード4で実行されます。
注意
フォームデザイナーのテスト印刷の結果をプレビュー表示する場合、クライアントマシンにも使用フォントがインストールされている必要があります。