8-4-2 使用するクラス(.NET版)
UCXSingleを.NET Frameworkから実行し、Universal Connect/Xサーバーに接続するためのクラスです。
Universal Connect/XサーバーとSocketまたはHTTP/HTTPS通信で接続し、データファイルの送信、ジョブの実行、出力ファイルの受信などを行います。
UCXSingleインスタンスは、Universal Connect/Xサーバーと1対1で接続します。1つのインスタンスで複数サーバーとの接続はできません。
UCXSingleインスタンスの再利用はできませんので、ジョブ実行毎にインスタンスを作成してください。
このクラスはスレッドセーフではないため、スレッド毎にインスタンスを作成してください。
名前空間 | jp.co.fit.UCXSingle |
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クラス |
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使用例 | UCXSingleインスタンスは、次の形で作成します。
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参考
Visual Studioで使用する場合は、「UCXSingle.dll」を参照設定後、ソリューションエクスプローラー上で同ファイルのプロパティを表示させ、ローカルコピーの項目を「True」に指定してください。
.NET Frameworkで設定された通信するためのコネクションの同時接続数は、デフォルトで2です。複数スレッドから同時に通信するには、同時接続数の上限をアプリケーション側であらかじめ変更してください。
例 1. 10の同時接続を許可する場合の指定例ServicePointManager.DefaultConnectionLimit = 10;