8-1 UCXSingleの概要
通常Universal Connect/Xでは、常時稼働によってデータファイルをタイマーで監視し、自動的に出力しますが、任意のタイミングで出力する場合には、UCXSingleを利用します。
UCXSingleを使用すると、Universal Connect/X動作設定で設定したJOBIDをプログラム内で指定できます。
そのプログラムを外部アプリケーションから呼び出すことによって、ユーザーが作成した設定ファイルを読み込んで出力します。
また、出力実行時に使用するデータファイルや、作成する出力ファイル名などを、UCXSingleのパラメーターとして直接渡すこともできます。
UCXSingleには、次のモジュールが用意されており、ご利用のプログラムに応じて、使用するモジュールを選択できます。
各OSに応じたC言語で作成されているモジュール(C版)
どのプラットフォーム上でも動作可能なJava言語で作成されているモジュール(Java版)
ASP.NETのWebアプリケーションやWindowsフォームアプリケーション、ClickOnceによってクライアントに配布されたアプリケーションなどで利用できるモジュール(.NET版)

UCXSingle概念図
参考
UCXSingle C版、Java版、.NET版の動作環境は「2-1 動作環境」を参照してください。