SVF Cloud Agentインストーラーの動作設定項目
SVF Cloud Agentは、インストーラーの動作を任意に設定できます。動作の設定は、モジュールのフォルダーの「setup.ini」ファイルをテキストエディターで開いて編集します。
設定できる項目は、次のとおりです。
設定項目 | 分類名 | 項目名 | 初期値 | 設定可能な値 |
---|---|---|---|---|
インストール先フォルダーの初期入力値 | InstallSettings | InstallDirName |
| 任意のフォルダー |
エージェント名の入力要否 | AgentName | Required | false(入力は任意) |
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プロキシ情報入力画面のスキップ *2 | ProxyInfo | Skip | true(スキップする) |
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プロキシのサーバーアドレス *2 | ProxyInfo | Host | (初期値なし) | 任意のサーバーアドレス |
プロキシのポート番号 *2 | ProxyInfo | Port | (初期値なし) | 任意のポート番号 |
通常使うプリンターの自動登録 *3 | PrinterSettings | UseDefaultPrinter | false(自動登録しない) |
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EMFとEMFPLUSの切り替え | PrinterSettings | UseEmfPlus | true(EMFPLUS)*4 |
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*1 スタートアップ起動とサービス起動については、「SVF Cloud Agentの起動方法の種類」を参照してください。
*2 confフォルダーにプロキシ設定情報ファイル(proxyファイル)を配置した場合は、ファイルの内容が優先されます。そのため「setup.ini」ファイルでの設定によらず、次のように動作します。
confフォルダーにプロキシ設定情報ファイル(proxyファイル)を配置した場合は、ファイルの内容が優先されます。そのため「setup.ini」ファイルでの設定によらず、次のように動作します。
プロキシ情報入力画面はスキップされる
プロキシサーバーのアドレス、プロキシのポート番号で設定した内容は無視される
*3 Windowsの「通常使うプリンター」に登録されているプリンターが、SVF Cloud Agentに自動登録されます。SVF Cloud Agentの起動方法で「スタートアップ起動」を選択した場合に使用できます。
「通常使うプリンター」を変更(たとえばプリンターAからプリンターBに変更)した場合も、新しいプリンター(プリンターB)をSVF Cloud Agentに自動登録します。元のプリンター(プリンターA)の登録は、削除されません。SVF Cloud Agentから「通常使うプリンター」を削除しても、再度自動登録されます。
*4 EMFPLUSを使用する場合、帳票レイアウトで指定したフォントが、クライアントPCに追加されている必要があります。